ラーメンで糖質オフ?ミツカンの「100%豆の麺」を実食してみた正直な感想
通常の麺よりもレシピの幅が広く感じる
ゼンブヌードルはご飯やうどん、パスタなどに比べて、たんぱく質と食物繊維がかなり多め。1食あたり、たんぱく質は13.0~16.6g、食物繊維は9.9~13.6gとのこと。主食としてはあり得ないくらいの高たんぱく&食物繊維量です。
原材料が「うす皮までまるごとの黄えんどう豆100%」なので、ご飯なら玄米ご飯、パンならふすまパン(表皮と胚芽も使うパン)に相当します。なので、ある意味で栄養価が高くなるのは当然かもしれません。
第6の栄養素と言われる食物繊維を多く取ることによって、血糖値の急上昇をおさえ、食後の満腹感も高まります。たんぱく質は、言わずもがな最重要な栄養素。高い栄養価の主食を手軽に、いろいろな味で食べられることがゼンブヌードル最大の長所だと感じました。豆の味が肉や魚、野菜など多くの食品と合うので、レシピの幅が広いのだと思います。
デメリットはやや高めの値段
鍋で6~7分ゆでるのが基本ですが、パスタと同じで電子レンジでも調理可能。電子レンジでも鍋でゆでた場合とほぼ同じ食感でした。また、ゼンブヌードルと同じ黄えんどう豆のみで作られたマカロニ版「ゼンブマメロニ」を使えば、さらにメニューの幅が広がります。
主食なのに栄養バランスが良く、ご飯やパン、麺類に比べて味も劣らないゼンブヌードル。ただ、やや値段が高いのがデメリットだと感じました。
ゼンブヌードルは1食あたり198円。普通のパスタならば1食あたり50円程度ですし、市販の低糖質パスタは100円程度。パックご飯も100円くらいですよね。それらに比べると割高なのは否めず……(定期購入で5~20%の割引あり)。
「1食100~150円の追加で、主食に美味しさとたんぱく質、食物繊維をプラスする」という感覚でしょうか。それならば「糖質制限中のごちそう」にするのも良いかもしれません。
<TEXT/宅配弁当ライター こせたん 編集/ヤナカリュウイチ(@ia_tqw)>