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年末年始に観たいNetflix4選「ビートたけしの下積み時代」から「韓国の闇」まで

たけしの下積みを描く名作に、柳楽優弥も大泉洋もドハマり

浅草キッド

たけし(柳楽優弥)が深見(大泉洋)に弟子入りを志願す/企画・制作 Netflix

浅草キッド』は、ビートたけしが作詞・作曲した楽曲と同名の自伝的エッセイに基づいた映画。たけしとその師匠である深見千三郎の日々を描く。監督、脚本はたけしに強く影響を受けた劇団ひとりだ。

 話題になっているのは、たけしを演じる柳楽優弥の演技力だ。たけしの喋り方や挙動を完コピし、今ではなかなかお目にかかれないシャイで気の弱い一面もしっかりと表現。下積み時代のたけしをそのまま見ているような不思議な感覚に陥らせてくれる。ブレイク前に師匠の影響で始めたタップダンスはそれだけで一見の価値があるのだが、それよりも1つのことにのめり込んでいく、熱意、狂気の演技は鳥肌ものだ。

 そりゃあみんなが知っているたけしを完コピした柳楽優弥はすごいのだが、もう1人の主人公・深見千三郎を演じた大泉洋だってドハマりしている。深見のキャラクターは、べらんめえ口調で言葉足らずに弟子を叱りつける典型的な下町の不器用なおやっさんと言った感じ。しかし、そこらのガンコ親父と違うのが、深見がお笑い芸人だということだ。

 普通に考えれば失礼なことでも、笑いさえ乗っかていれば笑いで返す器量を持っている。たけしが無礼を働くと他の弟子がヒヤヒヤして見守るが、深見は上機嫌に返す。「そうそう! この師匠はこういうのは大丈夫なんだよ!」と言いたくなる爽快さだ。

 いつもビシっとカッコいいお師匠さんがたまに見せる弱さに説得力を持たせているのは、大泉洋の柔らかな人柄だろう。Netflixらしいスタイリッシュな映像と、泥臭い人間劇のギャップが魅力的。2人が大好きになってしまう映画だ。

【浅草キッド】
出演:大泉洋、柳楽優弥、門脇麦、土屋伸之、中島歩、風間杜夫、鈴木保奈美
脚本・監督:劇団ひとり

『未来日記』の魅力は“素人×テレビ”

未来日記

ぎこちなくも距離を近づける2人/Netflixシリーズ「未来日記」全世界独占配信中

 20年前にTBSのバラエティ番組の、イチ企画として放送されていた『未来日記』が、Netflixに帰ってきた。「日記に書かれたドラマのような経験をすると、本当に恋に落ちるのか?」をテーマにした、実験的な恋愛バラエティだ。スマッシュヒットしたサザンオールスターズの『TSUNAMI』や福山雅治の『桜坂』がテーマ曲となっていたことでも知られている。

 特徴は、男女2人の行動が書かれた“未来日記”という台本があること。「連絡先を交換してはいけない」「撮影以外で会ってはいけない」をルールに、2人は日記に書かれたさまざまな試練を乗り越えて距離を近づけていく。しかし、最後に待っているのは別れ。スタジオで見守るラランドのサーヤは「すごい素敵な映像で騙されていますけど、めちゃくちゃ残酷じゃないですか?」と芯を食ったコメントをしている。

 主役は沖縄出身の19歳でアパレル店員の真愛と、北海道出身の24歳料理人の拓斗だ。この2人が生々しく、素人感満載。良い意味でカメラを意識したサービス精神のあるコメントが少なく、トラブルが起きるとちゃんとうろたえる。そんな2人に、現実ではあり得ないドラマティックな展開が待ち受ける。“素人×テレビ”を目一杯やっている番組だ。

【未来日記】
スタジオ出演:DAIGO、サーヤ(ラランド)、佐藤大樹(EXILE/FANTASTICS from EXILE TRIBE)、鷲見玲奈、夏菜

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