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英語3語で「やっぱりつまらない」を伝える。“Blow”の便利な表現

コラム

「お金を浪費する」という意味にも

お金

 音を立ててタイヤがパンクしたときにも、Blowが使えます。破裂して飛び散るのがタイヤのゴムではなく、お金だったらどうでしょうか?

 つまり、浪費するという意味です。He’s blowing his money on useless gadgets.「彼はどうしようもないガジェットを買ってばかりいて、お金を無駄遣いしている」の意味。100円、200円の浪費ではなく、ある程度の金額、つまり数万円単位の浪費を意味する表現です。

 しかし、このBlow upは「怒る」の意味で使われることも。スポーツ選手が審判員に対して血相を変えて文句を行っているシーンなど、まさにBlow upです。The pitcher blew up over the umpire’s call.(ピッチャーはアンパイアの判定に怒った)と表現します。

<TEXT/同時通訳者 木内裕也>

会議通訳者、ミシガン州立大学研究者。アメリカ大衆文化、アメリカ史の研究を行うほか、国際一流企業、各種国際会議などの通訳を行う。またプロサッカーの審判員としても活躍。著書には『同時通訳者が教える 英語雑談全技術』『耳と口が英語モードになる同時通訳者のシャドーイング』(ともにKADOKAWA)など多数。英語で仕事をする人の応援サイト「ハイキャリア」にも執筆

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