「食費5万円」がネットで物議。“食費をラクに抑える”3つの方法
② 日中の飲み物を“ペットボトル飲料”に頼らない
ランチはデスクもしくは自宅でコンビニ弁当、という人は少なくないでしょう。もしくは冷凍食品を温めるというアイディア。これはこれで良いと思いますが、注目すべきは「飲料」の部分。ペットボトル飲料を購入していると、毎日150円(1本)~300円(2本)がかかることになり、これは無意識に蓄積していく出費。
飲料メーカーを敵にするつもりはありませんが、これをやめて、水筒生活にしたり、近くの食堂でお茶はサービスでいただくなどスタイルチェンジしてみましょう。これも堅実な節約になるはずです。
③ 夜は簡単でおいしい“得意・自炊メニュー”を持つ
コロナでテレワーク勤務のスタイルも増えてきた今、夜だけは比較的時間が取れるという人もいることでしょう。そうです、夕食は出費セーブがしやすいタイミング。毎日コツコツ自炊をせよという呪縛にとらわれることなく、できる日に好きな料理を作ることで食費削減を目指しましょう。
ちなみに自炊と聞くと、野菜をたっぷり買い込んで、上手に使いこなすことだと思っていませんか?
特に一人暮らしの場合、無理して自炊するとなると、かえって高くついてしまい、食材まで残ってしまうリスクがありますから、まずは、自分が好きなメニューを考えてみてください。市販の惣菜や冷凍モノ、インスタントモノに比べて、満足度が高いと最高です。
ここでオススメしたいのが「鍋焼きうどん」。冷凍うどん(50円)、惣菜かき揚げ(100円)、卵(20円)、手頃な肉や野菜(1食分150円くらい)でできてしまいます。
スープはめんつゆやうどんスープのもとをストックしておけばOK。蕎麦屋で食べると、1000円くらいで出てくるボリューミーな鍋焼きうどんが半額以下で作れてしまいます。専用鍋がない人は小さめの鍋で作るのもよし。ぜひ作ってみてください。
ちなみに、野菜が取れないと栄養不足になると心配な人は、それこそテイクアウトに頼れば良いと思います。もしくはサプリ。サプリを批判する人がいますが、最も大事にしたいのは「バランス良く栄養を満たそう」という気持ち。忙しい現代人は賢く適度に活用すれば良いと思います。
ということで、週に1日からはじめられる無理のない食費セーブ術、気楽にはじめてみてはいかがでしょうか?
<文・写真/食文化研究家 スギアカツキ>