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「食費5万円」がネットで物議。“食費をラクに抑える”3つの方法

暮らし

 月5万円は安い? 高い?

コンビニ

写真はイメージです(以下同じ)

 みなさんは、毎月の食費をどのくらいかけていますか? 2020年11月10日に放送された『ニュースウォッチ9』(NHK)内で、都内企業で働くある25歳の女性が特集されました。

 彼女は奨学金600万円(月3万円を40歳まで)の返済に追われており、コロナ禍の影響による収入減で家計の苦しさを嘆いていましたが、映り込んだ家計簿には「食費5万円」の文字が。これがネット上で「高すぎるのではないか」と物議を醸したのです。

“無理なく”無駄な出費をセーブしよう

 今回は、どれが正しいかを検証しようとなんてするつもりはありません。食事は、ヒトの健康に大きく影響することは間違いないですし、ヒトの未来を作るもの。

 今はコロナ禍でヒトとの会食がしにくい状況ではありますが、人とのつながりを自然に深め、人生の大きなきっかけになることも。

 ということで、食の専門家としてオススメしたいのは、明るい未来や健康につながる食事は大切にしながらも、無理なく無駄な出費をセーブしていくというスタンス。万人に共通する正解はありませんが、明日から始められそうな食費セーブ術を3つ紹介したいと思います。

① 朝ごはんをむやみに“コンビニ”に頼らない

 朝はすぐに食べられてエネルギーになりやすい食事が理想的ですよね。コンビニでおにぎり、サンドイッチ、菓子パン、飲み物を買うとなると、毎日最低でも300~400円はかかることに。これを1か月続けただけで、1万円の出費になってしまいます。

 しかも健康や豊かな交流にはつながる内容ではありません。これを“自宅で食べるスタイル”に変えることはできないでしょうか? 食パンや冷凍ごはんを温めるでも良いのですが、他のバリエーションとしてオススメなのが「お餅を焼く」こと。

トースターにクッキングシートを敷いて餅を焼くだけ。5分で焼ける

 トースターで簡単に焼くことができますし、2、3個を焼いて海苔を巻いたり、小豆缶詰を乗せるだけで食べられます。材料費はせいぜい100円。これに1リットルの野菜ジュースを1本買って、コップいっぱい飲むのはどうでしょうか? これだけで朝の食費を半額に抑えることができます。

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トースターで焼いた餅に小豆缶詰をかけただけ

 最初から全部これにしろ、ということではなく、例えば、週2日だけ自宅で食べるスタイルに変えてみるのも良いでしょう。習慣が付いてくれば、その頻度やバリエーションを増やしていけばよいだけです。

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