飲食店が頭を抱える「無断キャンセル」最も多い理由は“とりあえず”
「キャンセル料請求」は7割以上の人が理解を示す
ここ最近「無断キャンセル」が飲食店に及ぼす悪影響について、各種メディアが触れることも多いせいか「キャンセル料を支払うことが妥当」と考える人も増えているようです。
「以下のサービスにおいて、キャンセル料が発生するタイミングでキャンセルした場合、キャンセル料が請求されることに対してあてはまるものをお選びください」という質問に対して、「妥当/まあまあ妥当だと思う」と答えた人の割合は、1人1万円以上の高級レストランの場合72.5%、高級レストラン以外のカジュアル店舗、居酒屋では59.0%にものぼりました。
人気の予約手段は、定番の「電話」で42.4%
店を予約する際に頻繁に利用する手段をすべてお選びください」という質問に対して、トップの回答率だったのは「電話予約」で42.4%でした。背景としては、予約完了までにいくつかの煩雑なステップを経るネット予約に比べて「電話ならお店の人と直接やりとりができる分、簡単で確実性がある」という安心感があるようです。
さらには、飲食店側もお店のホームページやSNSからの予約ルートを開拓するなど、予約は「グルメサイト」のみならず、多様化を見せる過渡期を迎えていることがわかります。
様々な用途に合わせて、ぴったりのお店を選ぶ楽しさ。素敵な時間を過ごせるよう、予約をするときには“No Show(連絡もせず、店からの確認連絡も無視して来店しないこと)”にならないよう、マナーを守りたいものですね。
<TEXT/なかたり>
【調査概要】
調査名:「飲食店の無断キャンセルに関する消費者意識調査」(株式会社TableCheck)
調査対象:全国の20~60代の男女1112名
調査期間:2019年11月16日~17日
調査方法:インターネット調査
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