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すきま時間は減らすのではなく、生かす。話題の“東大生”に聞く活用法

コラム

ルーティーンの中から「隠れたムダ」を探す

 すきま時間は上手に使うとして、生活の中のルーティーンに関しては、できるだけムダをなくす工夫をしてみるといいでしょう。

 僕は、朝の身じたくでグズグズと時間を浪費してしまうところがあるので、その見直しを図りました。たとえば、服の組み合わせは決めてしまって、その通りに着るようにしています。「このシャツに、このジャケットって合うだろうか」などと、悶々と悩む時間をなくしたかったからです。

 このような工夫によって短縮できるのはほんの1、2分ですが、毎日やっていることなので、1年単位で考えると、6時間以上も節約できていることになります。

 つまり、ルーティーンの「ムダ時間」をなくすと、「塵も積もれば山となる」で、かなりの時間節約になるのです。「1日の時間を増やす」ためにも、一度、ルーティーンの行動を徹底的にチェックしてみてください。

・すきま時間は「減らす」のではなく「生かす」ほうがいい
・「短時間用」と「長時間用」の2種類の活用法を用意する
・ルーティーンの「ムダ時間」は積極的に減らそう

<TEXT/水上颯>

東京大学医学部6年生。1995年山梨県生まれ。2012年、私立開成高等学校在学中に、第32回全国高等学校クイズ選手権で優勝。2014年、東京大学理科三類に現役合格。2017年、高い志と異能を持つ若手人材支援を行なう公益財団法人 孫正義育英財団の財団生(1期生)に選ばれる。TBS系『東大王』に東大王チームとしてレギュラー出演中。その他、クイズ番組を中心に、テレビ出演多数。本書が初の著書となる

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