bizSPA!フレッシュ

海外旅行に強い「楽天プレミアムカード」と「アメックス スカイ・トラベラー」を使い倒して比べてみた

コラム

2. アメックス スカイ・トラベラー

amex

(C) Mohamed Ahmed Soliman – Dreamstime.com

 アメックスの中でも旅行に特化したアメックス スカイ・トラベラー(年会費1万円、税別)。ポイント還元率は100円で1ポイント。対象の航空会社や旅行代理店で航空券やホテルを直接カードで予約するとポイントは3倍と、まさに海外に行く人のためのカードです。

 さらにポイントに期限はなく、1ポイント=1マイルで交換可能です。ポイントをマイルに交換できる航空会社はANAやアジアマイルなど全15社。

 ちなみにアメックススカイトラベラーでも国内28か所、海外1か所(ハワイ、ダニエル・K・イノウエ国際空港)の空港ラウンジが無料で利用できます。同伴者も無料で利用できるので、出国のときに便利です。

 わたしはアメックス スカイ・トラベラーからマイルを移行するために、タイ航空の「ロイヤルオーキッドプラス」に入会しました。

 現在、アメックス スカイ・トラベラーを利用して約半年。タイに年2回以上行きますが、ロイヤルオーキッドプラスのマイルは2万1000貯まっています。このペースで行くと約2年で日本~タイの往復航空券に交換できそうです。

それぞれの強みと、賢い使い分け方

 ただし、アメックスのデメリットとして、アジアで対応している店が少ないです。特にわたしがよく行くタイやカンボジアではアメックスを利用できる店がほとんどありません。なので、国内の買い物や光熱費などの支払いはアメックスをメインに、海外での支払いはVISAを付帯している楽天プレミアムカードを使っています。

 楽天プレミアムカード、アメックス スカイ・トラベラーカードを比較してみましたが、世界中のラウンジを無料で利用するには楽天プレミアムカード、マイルを早く貯めるのはアメックス スカイ・トラベラーカードが向いていると思いました。

 よく行く国によって使用しやすいカードも変わってくると思うので、自分に合うカードを見つけてくださいね!

<TEXT/カワノアユミ>

東京都出身。20代を歌舞伎町で過ごす、元キャバ嬢ライター。裏モノ・夜ネタを主に執筆。アジアの日本人キャバクラに潜入就職した著書『底辺キャバ嬢、アジアでナンバー1になる』(イーストプレス)が発売中。Twitter:@ayumikawano

12

おすすめ記事