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サッカー日本代表「新・ビッグ3」、堂安律のビッグマウス伝説

コラム

海外で活躍する日本人サッカー選手たち

岡崎慎司

『岡崎慎司 悩む男。』(小学館)

 海外のサッカークラブで活躍する香川真司選手、岡崎慎司選手、本田圭佑選手は「元祖ビッグ3」と呼ばれています。

 その一方で、堂安選手、南野拓実選手(24)、中島翔哉選手(24)は「新・ビッグ3」と呼ばれています。南野選手は、オーストリア・ブンデスリーガ・レッドブル・ザルツブルク所属、中島選手は、カタール・スターズリーグ・アル・ドゥハイルSCに所属。

 いずれも日本代表として、また海外のチームでキャリアを積んでいて、2020年の東京五輪や、次回のワールドカップでの活躍が期待されている選手たちです。

 さらに、日本代表の宇佐美貴史選手は、ドイツ・ブンデスリーガ・フォルトゥナ・デュッセルドルフに所属しています。元日本代表の井手口陽介選手は、ドイツ・ブンデスリーガ2部・SpVggグロイター・フュルトに所属しており、多くの若手のサッカー選手たちが、海外のチームで活躍しています。

 言葉や文化、気候など、日本とはまったく異なる環境で挑戦を続ける若手選手たち。今の若者世代は、日本というフィールドを軽々と超えていくことが当たり前の時代になったのかもしれません。

日本の期待を一身に背負う20代の若者

「彼には期待しています。彼がいればきっと、東京五輪での金メダルも夢じゃない」
「堂安かっこいい! これからもガンガン強気で、攻めの姿勢を崩さないで!」

 インターネット上では、堂安選手のこれからの活躍に期待する声が少なくありませんでした。

 長友佑都選手のような社交性と、本田圭佑選手のような前向きなメンタルを持つ、堂安選手。とは言え、まだ20歳です。日本中の期待を一身に背負うのは、若すぎるという声も少なくありません。

 それでも、次のワールドカップは、最低でもベスト8以上、優勝までいくのが目標だと、番組の中で語りました。彼なら、本当に実現させてくれそうな雰囲気を感じます。若き才能のこれからの活躍に期待しましょう。

<TEXT/湯浅肇>

写真をメインに数多くの時事ネタやマルチメディア関連の記事も執筆。常に斬新な切り口で情報発信を目指すアラサー男子

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