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【ダイソー】メスティンで男の簡単キャンプ飯|ホットケーキミックスでもっちり中華まん風編

暮らし

コロナ禍で注目を浴びた「おうちでメスティン料理」。そのまま食卓に出せて、ワイルドかつおしゃれ。いつものごはんに特別感が出て、仕事のストレスも解消されそうです。そこでこのシリーズでは、たった500円で手に入るダイソーのメスティンを使った「男の簡単キャンプ飯」を、誰でも作れる丁寧レシピでご紹介。世界の料理を食べ歩いてその食文化を発信する「旅行家・食事家・写真家」の石黒アツシがお届けします。

ホットケーキミックスでもっちり中華まん風 メスティン料理

今回は、ホットケーキミックスと水とシュウマイで作る超簡単な「中華まん風」をメスティンで作ってみます。小麦粉に膨らみをプラスするベイキングパウダーもミックスされているので、かなり気軽に使えて失敗が少ないんですよ!

メスティンで中華まんレシピ 材料

材料|ホットケーキミックスと水と好きなシュウマイだけ!

小麦粉、シューマイ、水

【材料(ホットケーキミックスとシュウマイで中華まん)1人分】

□ホットケーキミックス 40g

□水 40ml

□シュウマイ 2~3個

□しょうゆ・練りからし 適量

今回の材料は、当シリーズのこれまでで(もしかしたらこれからも)最も少ないかもしれません。ホットケーキミックスと水、好きなシューマイだけ! 

上記の他に、カップケーキ用のカップ(これらも100円均一のお店で購入可能です)を用意しましょう。これなら、蒸した後に簡単に取り外すことができて、何回も使用することができるのもうれしいところですよね。

今回は実測値で約38gのちょっと贅沢な大き目のシュウマイと、約15gの小さな冷凍エビシュウマイ(崎陽軒のもこれくらいですよね)の2種類のシュウマイを用意してみました。

これらを使って1合炊きのメスティンで中華まん(風)を作る際は、大き目のシュウマイなら9号のカップを2個、小さめのシュウマイなら8号のカップ3個がちょうどいい大きさでしたよ。

作り方|ホットケーキミックスを水とざっくり混ぜてシュウマイをのせるだけ

ご想像の通り、ホットケーキミックスに水を加えてカップに入れて、シュウマイをのっけて蒸すだけです。この生地は水分が多くて中華まんのように包むことができないので、「シュウマイ乗せの蒸しパン」と言ったほうがいいかもしれませんね。ちなみに、今回はダイソーのメスティン(1合炊き)に加えて、同じくダイソーのメスティン専用蒸し網も使います。

【1】
ホットケーキミックスをボールに入れて水を入れたら、ざっくりと混ぜます。粉が見えなくなったなくらいでOK。混ぜすぎないほうが膨らみやすくなります。

HMをボールに入れて水を入れたら、ざっくりと混ぜます

【2】
メスティンの底に蒸し網を置いて、網の下まで水を入れてケーキカップを並べます。そこに【1】の生地を等分に入れて、その上からシュウマイをちょっとだけグッと押すように置きます。

メスティンの底に蒸し網を置いて、網の下まで水を入れてケーキカップを並べます

先にカップに材料を入れてしまうと、メスティンに移すのがちょっと大変になるので、カップをメスティンにセットしてから材料を入れるのがおすすめです。

【3】
メスティンのフタをして火にかけて沸騰したら、ちょうど沸騰し続けるくらいの火加減にして10分ほど蒸すと完成です。

10分ほど蒸す

8号のカップで3個作る場合も作業は同様です。

8号のカップで3個作る場合も作業は同様

まん丸の形にはなりませんが、うまく並べてください。

生地の分量は2個の時と同じですが、ちょうどカップの縁まで広がります。

メスティンで中華まん できあがり

では、「中華まん」のうんちくです!

  • 中華まんの起源はもちろん中国の包子(パオズ)。3世紀の三国時代までさかのぼるそうです。
  • 日本では中華街などで作り始めたのが最初と言われていますが、その時期は不明。
  • 新宿中村屋が日本人向けにアレンジしたものを1927年に作り始めたそうです。
  • 過去1月25日に日本の最低気温が記録されたということで、後日その日が「中華まんの日」になりました。
おまけに、小さめの中華の肉団子でも作ってみました

今回はおまけに、小さめの中華の肉団子でも作ってみました。ちょどうこのくらいの大きさの点心や、ソーセージにチーズなど、好きなものをのせて蒸してみるのも楽しいですよ!

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次回は、ネパール風本格チキンカレーです。

<レシピ・文・撮影/石黒アツシ>

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フォトグラファー/ライター/フードコーディネーター/コンテンツコンサルタント。写真家・食事家・旅行家として、「おいしいものをおいしく伝えたい」をテーマに、世界のローカルフードを食べ歩き、写真におさめて、日本で再現してみなさんと共有して、できれば一緒に食べたいというのが、私のライフワークです。

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