ジョブチューンの“パンケーキ問題 ”。「ロイホ歴30年」の筆者が思ったこと
『ジョブチューン』(TBS系)がまたまた大きな物議を醸しています。それは11月26日に放送された「ロイヤルホスト(ロイホ)」の回で、看板メニューであるパンケーキが酷評されたことをきっかけでした。
超一流シェフとして集められた審査員7名のうち6名が“不合格”と判定。古い形に固執しすぎている、3枚重ねるスタイルが疑問、家庭でも焼けるレベル、ケミカルな味がするなど痛烈なコメントを浴びせまくり、スタジオが一時騒然となる場面もありました。オンエア後、SNS上では強い反発が集結、いまだに番組や審査員へのクレームが相次ぐ事態となっています。
大騒動に発展しまった理由は…?
ロイホのパンケーキは40年以上ものロングセラー商品であり、今でも看板メニューとして愛されているメニューのひとつ。使用されている原料は、卵、牛乳、パンケーキミックスの3つで、店内で1枚ずつ丁寧に焼きあげるスタイルにこだわり続けています。
さて、なぜこんなにも大きな騒動に発展してしまったのでしょうか? 今回この問題の本質について冷静に考えてみた時に、“ひとつの大きな気づき”を確認することができました。今後誰もが、心豊かな食生活を送るために大切にすべきコトとは、一体なんなのでしょうか?
私は30年以上ロイヤルホストに通い続けている立場として、必要以上にロイホを擁護するつもりはありませんし、審査員のシェフの批判をするつもりも一切ありません。ここでの記事を通して、少しでも多くの皆様に、こびりついてしまったモヤモヤ感を解消してくだされば幸いです。
オンエア翌日はパンケーキが完売
騒動の中、私は近所のロイホに行き、改めてパンケーキを注文することにしました。店員さんいわく、オンエア翌日はパンケーキが完売するほどの人気ぶりだったそうです。
運ばれてきたパンケーキは申し分なく美しく、丁寧感のある焼き上がり。ホイップされたマーガリンが真ん中に乗り、たっぷり用意されたメープルシロップが添えられています。この長く大切に受け継がれてきたスタイルを“時代遅れ”と批判したシーンが強く印象に残りましたが、果たして真実なのでしょうか?