インスタント袋麺を栄養たっぷりに。簡単にできる5つの術
美味しく、簡単に、栄養アップ。
コロナ禍において、インスタントラーメンの消費が増えているそうです。自宅で食事をする頻度が増えたことによる消費行動の変化なのでしょうが、具を追加するにしても“卵を入れるだけ”だったりするインスタントラーメンを続けていると、やっぱり心配なのが栄養バランスでしょう。
そこで今回は、なるべく簡単に実践できる「インスタント袋麺の栄養アップ術」を5つ紹介したいと思います。
1. 豆苗・チンゲン菜をレンチンしてトッピングする
⇒βカロテンや食物繊維などを手軽に摂取する。
インスタントラーメンを作る上で選びがちな野菜は、カット野菜かもしれません。しかし残念ながらこれらには緑黄色野菜を重視したものが少ないため、栄養バランスが偏ってしまう可能性が。豆苗やチンゲン菜はレンチンに適した野菜で、ビタミンAやビタミンC、葉酸などが豊富です。しかもカット野菜並の値段で、価格が安定しているのも魅力。
【使い方】
豆苗の根元をカット、チンゲン菜は葉をバラバラにして、皿に置く。ふんわりラップをかけて、電子レンジ(600W)で豆苗は1分、チンゲン菜は2分加熱する。
2. ごまペーストを加えて濃厚スープに
⇒血糖値の急上昇を防ぎ、パフォーマンスアップや肥満予防に。
続いては、濃厚なスープを作ってダイエットやパフォーマンスアップに活かすアイディア。担々麺に欠かせないのが、「練りごま」ですが、スーパーで便利なチューブタイプや瓶詰めを購入することができます。
ごまに含まれる油分には、麺(糖質たっぷり)をコーティングし、血糖値の急上昇を緩やかにしてくれる働きがあります。本格的な味を追求したい人には、中華材料の「芝麻醤(チーマージャン)」を探してみてください。ゴマペーストが面倒だと思う人は、ラーメンの仕上げに「ごま油」を垂らすだけでも良いかもしれません。
【使い方】
ラーメンスープとゴマペースト大さじ1を丼の中で混ぜておき、茹で上がったラーメンを汁ごと注いでよくかき混ぜる。