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寝付けない・眠りが浅い・眠っても疲れが取れない人へ。それぞれの対処法を精神科医が伝授

コラム

眠っても疲れが取れない人へ

眠っても疲れがとれない

連日、仕事続きで疲れがたまっているものの、眠っても起床後になんとなく疲れが取れていない気がすることはないだろうか。それが頻繁に起きる場合はどんな理由があり、どう対処すれば良いか。

疲れが取れない理由の一つとして、睡眠の質が下がっている可能性があります。先述の通り、睡眠の質を上げるには、規則正しい生活、バランスの良い食事、ほど良い負荷の運動習慣が大切です。このような良い生活習慣にすれば、交感神経と副交感神経の交代作用、オン・オフがしっかりしやすくなり、睡眠の質が上がり、疲れが取れやすくなるでしょう。寝る前にストレッチをしたり、筋弛緩法をして血流を良くするのもおすすめです。

それでも起床時の倦怠感や日中の眠気がある場合は、睡眠時無呼吸症候群や他の睡眠を妨害するような睡眠障害があるかもしれません。睡眠外来の受診を検討してください」

睡眠にまつわる悩みは千差万別だが、睡眠の質を上げる対策には共通点も多い。まずは基本の対策から試してみるのも良いのでは。

<取材・文/一ノ瀬聡子>

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【取材協力】

芦澤裕子氏  精神科医・市川メンタルクリニック 院長

精神科医・市川メンタルクリニック院長 芦澤裕子氏

日本睡眠学会認定医、精神保健指定医、日本精神神経学会専門医、指導医。心療内科、精神科のクリニックにて精神障害、睡眠障害などの治療にあたる。「心やすらぐ、ぐっすり眠れる夢の絶景カレンダー」「GOOD SLEEP BOOK 365日ぐっすり快適な 眠りのむかえ方」(翔泳社)監修。
市川メンタルクリニック
https://www.ichikawa-mental.jp/

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