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寝付けない・眠りが浅い・眠っても疲れが取れない人へ。それぞれの対処法を精神科医が伝授

コラム

眠りが浅い人へ

眠りが浅い

睡眠時間はしっかりと確保しているのに、日中、眠気に襲われることが多いという場合には「眠りが浅いのでは?」と感じるかもしれない。また眠ったのにすぐに目が覚めてしまうときも、眠りが浅いと自覚する瞬間だ。

「眠りが浅い人は、交感神経を沈める作業が必要です。まず寝る時間の1時間前からは液晶画面は見ないでください。光の刺激で睡眠ホルモンがしっかり出ず、頭が冴えてしまい、交感神経が高まっている興奮状態が持続してしまいます。入眠困難はもちろん、中途覚醒も生じます。

仕事や家庭のことで悩んでいたり、うまくいかないことがあると、頭が回転し続けてしまいがちです。寝る前にはその回転を止めるために、今の悩みごとや考えごと、その日一日でつらかったこと、それに対してどう感じているかなど、10分程度でも良いので、ノートに書き出す習慣をつけてはいかがでしょうか。

悩みではなく、明日の仕事の予定を考えている方も同様にノートに書き出して『頭の中でぐるぐる考えるのはもう終わりにしよう。明日、仕事に行く途中に思考を再開しよう』といったようにしましょう。

睡眠全般において言えることですが、規則正しい生活、バランスの良い食事、ほど良い負荷の運動習慣が大切です。睡眠が深さにも影響しますので取り入れましょう」

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