賛否両論な「松屋の新メニュー」。“プラス1品”のトッピングで別次元の領域に
話題の新メニュー、唸るほど美味。ここ最近、牛丼チェーン店の新メニューにそそられること、増えていませんか? この牛丼業界は原材料高騰を背景に価格競争でもしのぎを削っていますが、顧客満足度を高めようという工夫が新商品に強く感じられるようになっています。
そんな状況下の中で特に気になったのが、10月4日から新登場している松屋の「チーズボロネーゼコンボ牛めし」(630円)。定番「牛めし」と新しくなった松屋のとろ~りチーズ、ひき肉、トマト、玉ねぎなどの野菜を煮込んだ特製ボロネーゼソースを組み合わせたイタリアンな期間限定メニューです。
ネット上では賛否両論…
和の牛めしに、洋風のミートソースが果たしてマッチするのでしょうか? ネット上では賛否両論あるようで、「見た目は微妙だが、味は意外と良い」「偏差値低いが将来性は抜群かも」といった感じで、“けなして褒める”感想が目立ちます。真相は一体どちらなのでしょうか……。
そこで私も実食してみることに。「どうすれば100%文句なしにおいしいと満足できるか?」を考えたところ、その答えが2つ見つかりましたので、ご紹介してみたいと思います。
「とろけるチーズ」がとろけない!?
まずは店内で並サイズを実食してみることにしました。牛めしとボロネーゼの量はちょうどハーフ&ハーフのバランスで、ボロネーゼの上には想像以上にたっぷり量のチーズがとろけています。そして実食することで、このチーズが賛否を生むきっかけになることがわかりました。それは、食べる時にすでにとろけていないということ。
ボロネーゼに溶け込むこともなく、食べる時にはチーズがじゅうたんの様にはがれ、孤立してしまうのです。チーズ自体はまろやかで程よい塩味があり、不満はありません。問題なのは、ボロネーゼや牛めし具材との非融合感。そしてこの状態を解決するためには、テイクアウトをして食べる時に熱々に温め直すことが賢明であることに気がつきました。