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社会に失望、現状にイライラ…悩みに「苦しまない方法」を身につけるコツ

 未曾有のパンデミックに直面したことで、“新しい社会”に合わせたアップデートを受け入れなければ、時代に取り残されてしまう感覚に陥った人もいるのではないだろうか。

就活生

画像はイメージです(以下同じ)

 そんななか、若い世代のほうが柔軟性が高いという興味深いデータがある。クラシエフーズが展開する「FRISK」ブランドが実施した「全国1万人のもやもや意識実態調査」(18歳~69歳の男女が対象)によると、コロナ禍を受け入れつつ、若い世代のほうが「現在の生活に満足している」という意見も少なくないという。

 なぜ彼ら彼女らは、失望せず前向きなのか。今回の記事では、この調査を掘り下げつつ、精神科医や産業医としての活動に加えて、SNSや講演、書籍にて広く世間一般にメンタル面の健康について発信している井上智介氏@tatakau_sangyoi)に「ポジティブでいられる人の本質」について見解を聞いてみた。

4割以上がそれなりに楽しんでいる

 前出のクラシエフーズの調査では、18~24歳のU-24世代の若者たちは、25~69歳までの世代と比べて特徴的な点がある。U-24世代に対し、アフターコロナに突入した現在の価値観や考え方について質問したところ、「かわいそうと言われるけど、それなりに日々を楽しんでいる」と回答した割合が41.6%となった。

 またU-24世代と大人世代のそれぞれに対し、アフターコロナにおける新たな価値観への切り替えについて質問したところ、「変化することに慣れてきた」と回答した割合はU-24世代が43.6%、大人世代が33.6%と10ポイントの差がついた。その他の項目についても、U-24世代の共感度がより高い結果となった。

 これらの結果から、変化を前向きにとらえ、新たな価値観にシフトしはじめている若者が、大人と比較して多いことがうかがえる

若者には適応するのに有利な側面が

井上智介氏

井上智介氏

 ビジネスパーソンの多くが、U-24時点では備えていたはずの「変化を素早く受け入れ、前向きにとらえられる」能力。社会の荒波にもまれるうちに失われてしまったのだろうか、それとも単純な老いなのか……。井上氏に、その理由を尋ねてみた。

「若者たちは、もともと変化を受けれるしかない世代です。学校などが『このような方針でいきます』と言ったときには原則として従わざるを得ません。しかし、コロナ禍における変化は、ITリテラシーの高さを必要とすることが多く、生まれながらにスマホが身近にあった、いわば“スマホネイティブ”の若者たちが適応するのに有利な側面もありました

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