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筋トレの決め手は?運動効果を高める「サプリ」のススメ

暮らし

 トレーニングで筋肉をつけていく上で正しい栄養補給はとても重要なことです。みなさんのイメージでは負荷をかけた筋肉の栄養となる「プロテイン」が一般的でしょう。

プロテイン

※イメージです(以下同じ)

 しかし、ジムでのトレーニングにはそのほかにも重要な栄養素があります。今回はプロテイン以外、とくにトレーニング前に摂取したい「プレワークアウトサプリ」をご紹介します。

そもそもプレワークアウトサプリとは

「筋トレといったらプロテイン!」は一般的なイメージがすでにありますが、これはトレーニングをするうえで必要な栄養素であるタンパク質のことであって、そのほかにも重要な栄養素は数多くあります。

 その中でトレーニング中のパフォーマンスを高くして大きな運動効果を生むための体内環境整備のために摂取するものが「プレワークアウトサプリ」です。

【カフェイン】
 カフェインは筋肉の収縮を助けるだけでなく、脳の働きに対するストッパー作用のあるアデノシンという物質の抑制を抑え、脳の覚醒や集中力の維持が期待できます。疲れを早く感じてしまってトレーニングのパフォーマンスを低下してしまうことを防ぎます。

 ポイントは少量のカフェインを糖分なしで摂ること。体重1kgに対して1~2mgで十分な効果があります。

 糖分を一緒に摂取すると、急上昇した血糖値を急いで抑えるためにインシュリンが分泌してしまう「シュガークラッシュ」を起こしてしまうため、エナジードリンクのような糖分が豊富に張っている物は避けて、ブラックコーヒーなどを摂るようにしましょう。

血管/血流に作用するアミノ酸も

トレーニング

【クレアチン】
 筋収縮時のエネルギーとなるATPの再生に作用します。クレアチンを摂取することで高強度のトレーニングに必要なエネルギーを素早く作り出す手助けをしてくれるため、ジムのトレーニングにはとても重要です。

 特に短時間でハイパフォーマンスを出すようなメニューに効果が大きいため、忙しくて短い時間に濃度の高いトレーニングをしなければならない人にはおすすめです。クレアチンは運動時だけでなく、オフの日も継続的に摂ることが効果的です。1日3gを目安に継続的な摂取がいいでしょう。

【アルギニン/シトルリン】
 血管/血流に作用するアミノ酸です。シトルリンを摂取することで体内のアルギニンが多くなり、その結果で発生する一酸化窒素が血管拡張作用や血流が向上して運動パフォオーマンスを向上させたり、乳酸やアンモニアを除去してエネルギーの生成を促進させます

 アルギニンは体内で生み出すことができますが少量のため、サプリメントによって直接摂取すると負荷のかかったトレーニングにも対応できる量が確保できます。

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