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「失敗しそうな仕事」を任される人が、職場で評価される理由

学び

「失敗しても当然」な仕事を選ぶ意味

褒める ビジネス

「これは難易度が高い」「失敗しても当然」と思われるプロジェクトを選びましょう。これは最初のポイントにも紐づくのですが、そもそもこのような失敗しそうなプロジェクトは誰も手を挙げません。つまり、あなたの自由になる可能性が高いのです。また、「失敗しそう」と思われているということは、あなたの行く手には数多の困難があるわけです。それをひとつひとつ切り抜け、乗り越え、たまには挫折して……という経験は、あなたの将来にとって何物にも代えがたい宝物になります。

 さらに、失敗してもどうということはないので、腹もくくれます。「失敗してもしょうがないよね」と思われているのですから、ダメ元で開き直れるのです。それでうまくいかなくても別に評価には響かないし、もしうまくできたらあなたはヒーローです。経験値だけでなく、その会社で一目置かれる有力社員になれるでしょう。

 なかなか厳しい時代にはなってきていますが、ぜひ積極的に「裁量が持てる、失敗が当たり前のキツいプロジェクト」に自ら参画して、サクサク経験値を稼いで、将来安泰を目指しましょう。

<TEXT/戦略コンサルタント Shin>

某外資系コンサルティングファームで戦略コンサルタントとして勤務したのち、現在は某外資系企業で業務改善や戦略策定等の業務に従事。ビジネス書作家。ブログ「Outward Matrix」、オンラインコミュニティ「Players」を運営。無料メールマガジンも好評配信中

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