在宅で8キロ落とした28歳会社員。短期成功の裏には5つのルール
1)目的、目標を決める
「これまでダイエットに失敗した最大の原因はここにあると思います。ただ何となく始めて、何となく終わるってパターンが多かったですね」
柳瀬さんのダイエットの目的は、脱いでも恥ずかしくない身体にすること。自粛期間が長引いて白紙になったものの、「今年の夏あたりに海でBBQをしよう」と同僚の間で話をしていたので、脱いでも大丈夫なように、しっかりと身体を仕上げておく必要があります。
「3か月で12キロ痩せる」という目標を立て、紙に大きく書いたものを、自身が理想の体型とする有名サッカー選手の写真と一緒に、部屋の目に入る位置に貼っているそうです。お腹が減ってつい間食したくなってしまう時には、目標をしっかり眺めて自分を律しているのです。
2)数字と向き合う
その日に食べたものや、運動、体重・体脂肪率を、「アプリを使って毎日記録することが大事」だと、柳瀬さんは語ります。
「アプリを使えば、1日の摂取カロリー、消費カロリーを自動で計算してくれるので楽ですね。体重の増減がグラフで表示されるので、視覚的にわかりやすい。週単位、月単位でしっかり目標までの進捗を追っています」
毎日、数字と向き合うようになってから、食べるものを意識するようになったという柳瀬さん。調理器具もしっかり揃えて、自炊中心の食生活になったようです。
3)筋トレのコーチをつける
自己流でやるよりも、正しいやり方で筋トレをやった方が効果的だと考え、緊急事態宣言でジムが閉鎖になっている状況下で、柳瀬さんが選んだ方法はオンラインでした。
「大学時代の友人が、地方でスポーツインストラクターをやっているので、コーチになってくれるようお願いしたら快諾してくれました。ちょうどオンライン筋トレのYouTubeチャンネルを開設しようと考えていたようで、タイミングもバッチリでした」
また、コーチが見てない時にサボってしまわないように、アプリに記録した数字を共有することで、意図的に強制力を働かせる工夫もしています。