オンライン会議「Zoom」の基礎知識。安全に使うためのポイントも
テレワークの拡大で急速に利用が広まったオンライン会議ツールの「Zoom」。職場で導入されたけれど、実はあまり使いこなせていないという方も多いのではないだろうか。
会議中の操作でモタついて他の参加者に迷惑をかけないために、最低限マスターしておきたいZoomの使い方の基本を紹介しよう。また、昨今はセキュリティの脆弱性や暗号化の不備などで批判も集まっているが、安全に使うためのポイントも最後に触れたい。
招待された会議に参加する
まず、利用にあたってZoomアプリをPCにインストールしておこう。ブラウザからの利用も可能だが、ブラウザの種類によっては機能に制約が出てくるため、アプリを使うのがおすすめだ。なお、会議に参加するだけの場合、アカウントは作成しなくても利用可能だ。
Zoomの会議では、会議ごとに専用の部屋が用意され、その部屋に入るためのリンクが発行される。主催者から開催時間などとともにリンクを伝えられるのが一般的だろう。会議の時間になったら、リンクをクリックしよう。
アプリを開くかどうかの確認メッセージが表示されるので、「Zoomを開く」をクリックする。設定によっては、この後にビデオやオーディオの確認画面が表示される場合がある。それぞれ、「ビデオ付きで参加」「コンピューターでオーディオに参加」をクリックして先に進もう。
なお、Zoomには、会議室への入室を許可制にする「待機室」機能も用意されている。主催者が待機室を有効にしている会議の場合、アプリを開いた後に一旦待機画面が表示され、主催者が入室に許可すると会議画面に移動できる。