上司に「どうしたらいいですか?」と聞く部下がダメな理由
こんにちは、戦略コンサルタントのShinです。今日のテーマは「新人はまず“質問スキル”を高めてみよう」です。
新人にとって、仕事は一から十までわからないことばかりです。社会人経験がある人からしたら当然のルールであったとしても、わからないのが普通です。もちろん自分で勉強したり、失敗から学ぶのも大事なのですが、もっとも効率が良いのは「わかっている人に聞くこと」です。
「聞くこと」がなぜ重要なのか
情報自体はネットにたくさん転がっているのですが、それをうまく咀嚼して実際の仕事に活かすのは簡単ではありません。
文字で伝えられる情報には限界がありますし、ネットに転がっている情報は、あなたの状況や悩みにドンピシャでハマるわけではないのです。
結局、実際に自分の状況にフィットしたアドバイスを対面でもらうことが、もっとも効率が良いのです。
良いアドバイスをもらうことで、自分で考えていたら1日たっても答えが出なかった問題が、ものの5分で解決することも珍しくありません。
一人で仕事を進めることは不可能
あなたの周りにも、うまく周りから情報をゲットしてきて、非常に効率よくかつ楽しそうに仕事を進めている人がいますよね。彼/彼女はおそらく非常に高い質問力を武器として、そのような状況を作り上げているのです。
そもそも、ほとんどの企業での仕事は、多くの人たちのコラボレーションがあることを前提として、作業設計されています。
つまり、自分一人だけですべての情報を得たり、進めていくことは、基本的には不可能なのです。多くの人たちに質問し、情報を得て、仕事を前に進めていく力は強調してもし足りないほど重要なのです。
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