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ブレイクから4年。永野、“斎藤工の熱量”に押された映画製作の舞台裏

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会社を辞めても「逃げてる自分」と闘う

永野

――永野さんのように理解者に恵まれず、悩んでいる20代のビジネスパーソンも多いと思います。そんな方にメッセージがあればお願いできますか?

永野:僕は事務所を辞めたフリー時代に「マジか!?」っていうほどの地獄が待ってたんですよ。だから、途中で投げ出してもいいけど、その覚悟は持っておいたほうがいいと思います。

 会社を辞めて1人になっても、結局は「逃げてる自分」と闘うことになるんです。だったら、「かけがえのない自分」なんか捨てて、「自分なんて大したことない」って、今いる場所で奮起したらいいと思う。

 気持ちさえあれば、必ず見てくれている人がいます。若さゆえの“勘違い”エネルギーで、まずは突っ走ってみろ!って感じですね。

<取材・文/鈴木旭 撮影/山田耕司>

【永野】
1974年、宮崎県生まれ。1995年、ピン芸人としてデビュー。『ももクロChan』(テレビ朝日)『さんまのお笑い向上委員会』(フジテレビ) などに出演。映画『MANRIKI』は11月29日シネマート新宿ほか全国順次公開

フリーランスの編集/ライター。元バンドマン、放送作家くずれ。エンタメ全般が好き。特にお笑い芸人をリスペクトしている。個人サイト「不滅のライティング・ブルース」更新中

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