「a big Cheese」は偉い人の意味。知らないと恥をかく英語表現6つ
日本語でも慣用句があるように、英語にも慣用句というものがあります。
例えば日本語だと、「手を焼く」と言っても、実際に手を火に入れて焼くわけではありません。「朝飯前」という表現も、朝ごはんの前という意味ではなく「簡単」という意味です。
今回の英語の表現を日本語に直訳すると全く意味をなさないものを6つ取り上げてみました。
1)「Beats me.」
A. わかりません
一見すると「私を叩いて」と直訳しそうになりますが、「わかりません」という意味です。
これは、Itが省略されていて、本来は(It)beats me.という表現です。「beat」ではなく「beats」と、sが付くのはItが省略されて、本来は三人称だからです。
Itは、特に何かを表しているわけではないのですが、こういう表現が英語ではよくあります。例えば、It is sunny.、あるいはIt is rainy.といった天気のこと。なお、似たように、Itが省略される表現でよく使うのがSuits you.で、「似合っているね」という表現です。
では、なぜ「わかりません」という意味になるか。ここでのItは「情報」「理解できないこと」を指しています。そのため、I don’t know.と同じく「わかりません」という意味になります。
2)Where is the John?
A. トイレはどこですか?
「ジョンはどこ?」ではないです。もし「ジョンはどこ?」になるのであれば、where is John? となります。今回は”the John”となっております。ここがポイントで、「トイレはどこ?」になります。
ちなみにトイレを示す表現は結構あり、nature calls(自然が呼んでいる)、tinkle/tinkle tinkle little star(キラキラひかる)も、「トイレ」という意味になります。
日本語でも「トイレ」という言い方もあれば、「便所」とか「御手洗」「化粧室」とも呼びますよね。ある意味、こういった呼び方は隠語なのです。ちなみに余談ですが、かなりマイナーな言い方だと、「横浜」という言い方もあります。なぜ横浜かというと、横浜市の市外局番が045で、「おしっこ」からです。