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テレビ画面に起こる「ゴースト現象」とは…放送業界のウラ用語

コラム

A. 主婦向けのCMを流す時間帯の選び方

 通常、CMが放送される時間帯は、縦軸を時間帯、横軸を1週間の曜日で表示します。主婦を対象としたCMは、平日午前中・夜、土日の全日に流されることが多く、カタカナのコに見えるため「コの字」と呼ばれます。一方で、会社員が対象のCMの場合は、平日夜と土日が選ばれ、この場合、Lを逆にしたような形に見えるので「逆L」と呼ばれます。

 ちなみにテレビCMには、番組の放送時間内に流される「番組CM」と、番組と番組の間の時間に流される「スポットCM」があります。

 スポットCMは、広告主側がCMを流す時間帯を指定できません。それに対して、番組CMのほうはゴールデンタイムや人気番組など視聴率の高い時間帯に指定して放送することができます。

 スポットCMの料金は、CMの流れる時間帯の番組の視聴率1%=何円で換算されるため、テレビ局は視聴率に一喜一憂するのです。

<TEXT/bizSPA!取材班 モデル/岡田ちほ(SPA!DOL)>

※参考:『最新放送業界の動向とカラクリがよーくわかる本 第4版

bizSPA!フレッシュ編集部の記者(編集者)が、20代のビジネスマン向けに、気になる世の中の本音や実情を徹底した現場取材で伝えます。

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