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「時間がない」が口ぐせの人でも、大量の仕事をこなせる2つのポイント

学び

2.自分の分身を作る

マルチタスク

(C) Thodonal – Dreamstime.com

 仕事をあまりたくさんこなせない人は、「すべての仕事を自分一人でやっていく」という考えに取りつかれています。いくら一生懸命努力しても、人ひとりがこなせる仕事の量は限りがあります。1だったのを1.2にすることはできるかもしれませんが、それを5にしたり10にするのはとてつもなく難しいですよね。

 仕事を大量にこなせる人は、「自分の仕事を代わりにこなしてくれる分身を作る」という考え方のもと仕事をしています。だから、自分がやった仕事については他の人でもできるようにわかりやすくマニュアルを作るし、自分と同じようなプロセスでクオリティの高い仕事ができるように部下育成にも熱心です。

 また、最近だとさまざまなテクノロジーを使って販売やプロモーションの自動化ができます。ぼくも、ブログや書籍、オンラインコミュニティなどを活用して自身の情報発信をしていますが、これらは一度作るとぼくの代わりに情報を多くの人に届けてくれます。

大量の仕事をこなす人になりたいのであれば

 このようなものを作っていくと、自分自身が動かなくても自分の価値が他の人に届くようになります。自分自身はそんなに動いていないのに、大量の仕事ができるようになるのです。

 ぼくは最近YouTubeをはじめたのですが、トータルの再生分数は約2万分、時間に直すと333時間強、日に直すと14日弱です。14日、24時間話し続けているのと同じ仕事を、YouTubeというプラットフォームを活用することでできていると考えると、分身を作ることの効果の高さがわかっていただけるのではないでしょうか。

 大量の仕事をこなす人になりたいのであれば、「スキマ時間 is King」と「自分の分身を作る」の2つを、ぜひ今から実践してみてください。「どうしてそんなにたくさんの仕事を早くこなせるの!?」と周りから驚かれるようになりますよ。

<TEXT/Shin>

某外資系コンサルティングファームで戦略コンサルタントとして勤務したのち、現在は某外資系企業で業務改善や戦略策定等の業務に従事。ビジネス書作家。ブログ「Outward Matrix」、オンラインコミュニティ「Players」を運営。無料メールマガジンも好評配信中

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