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サッカー日本代表「新・ビッグ3」、堂安律のビッグマウス伝説

コラム

 昨年、日本代表に選ばれた堂安律選手(20)。鋭いカットインを武器に、早くも森保ジャパンでの中軸として注目されています。

サッカー

※画像はイメージです(以下同)

 他を圧倒するプレーはもちろんのこと、何事にも物怖じせず、前向きなメンタルを持ち合わせたキャラクターも魅力のひとつとして、親しまれています。2月17日放送の『情熱大陸』(MBS)では、そんな堂安選手の活躍が特集されました。

「セレッソのオファーを1秒で断るのが俺の目標」

 堂安選手は、1998年兵庫県尼崎市生まれの20歳。兄の影響で、幼少の頃からサッカーに興味を示します。めきめきと頭角を現し、小学生の頃には、すでにチームのエースとして活躍していました。

 彼の両親は、サッカーの才覚をさらに伸ばすために、よりレベルの高いチームに入れようとします。彼が小学校4年生の時に、セレッソ大阪のセレクションを受けさせますが、結果は不合格でした。

 しかし、彼にとっては、それが人生の大きな転機になったそうです。選考に落ちてからというもの、これまで以上にサッカーにのめり込み、練習に熱心に取り組んだそうです。

 番組の取材でも「小学校4年生でセレッソに落ちた時から、僕の目標が、セレッソからオファーを来させて、1秒で断るのが俺の目標だった」と打ち明けました。

 この時に感じた挫折をバネに、努力を積み重ね、その言葉通り、中学生になった時に、セレッソ大阪からオファーを受けることになります。しかし、そのオファーを断って、ガンバ大阪に入団し、高校2年生でJリーグデビューを果たしました。

「世界中どこを歩いても、バレるような選手になりたい」

 2017年からはオランダのフローニンゲンに所属、昨年9月には日本代表にも選ばれ、飛行機でオランダと日本を往復する生活を送っています。彼は、番組の中で「世界中どこを歩いても、バレるような選手になりたい」と自信満々に語ります。

 鋭いカットインからフィニッシュを決めたり、絶妙なコース取りでゴールを奪ったりするプレースタイルから、伝説の選手、ディエゴ・マラドーナの名をもじった「マラドーアン」の異名を持つ堂安選手。

 先日、「アジアカップ2019」から帰った堂安選手に対し、フローニンゲンの監督ダニー・バイス氏は会見で「非常に良いトーナメントを過ごし、大きな経験になったはず」と、期待するコメントを残しています。

 番組のインタビューでも「もちろんずっとチームに残ってほしいですが、間もなくここからいなくなるでしょう」と言い、本人もなかなかのビッグマウスですが、周囲の期待もそれに負けず高いことが伺えます。

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