「挫折を活かせる人」と「無駄にする人」は考え方が違う
こんにちは、戦略コンサルタントのShinです。
当たり前ですが、仕事はいつもうまくいくわけではありません。
一生懸命やったものの実力が足りず、思うような結果を残せないことは珍しくありません。今回はその「挫折との向き合い方」についてお話していきます。
「落ち込める」ということ自体を誇ろう
ぼくも同じような経験をしてきました。
一生懸命仕事をしても、お客様の前に出してもらえなかったり、いつまでも作った資料にOKをもらえないことがありました。しかも、同期はサクサクと成果を上げているのです。
「なんで自分はこんなにダメなんだろう?」
「なんで同期はお客さんと話して評価をもらっているのに、自分は雑用しかできないんだろう?」
このような疑問がいつも頭の中にあり、悔しく思っていました。
「自分をダメだと思う」ということ自体は、非常にいいことだと思います。目標を高く持ち、自分の至らなさを自覚するというのは、成長への第一歩ですよね。
逆に、そう思えない場合は「井の中の蛙状態」になってしまっているともいえるでしょう。どんなときでも、周りには自分よりすごい人、仕事ができる人、能力の高い人、お金を稼いでいる人はたくさんいますよね。
もし「自分はナンバーワンであり、誰にも負けない」と思ってしまっているとすると、その環境がぬるま湯すぎるのかもしれません。
落ち込んだら「じゃあどうするか」と考えよう
ただ、そのあとにどう考えるか、それが大変重要です。
「自分はダメだ……」とただ落ち込んで気分が悪くなったままにしてしまうのか、それを糧にできるのか。
最近、『アオアシ』というサッカー漫画を愛読しているのですが、単なるスポ根漫画ではなく、人材育成やコーチングにも活かせる場面が多いです。
そのなかで、主人公が初めて一軍にあがれたけれども、力が足りなくて歯がたたず、「こいつは穴だ」と思われて相手チームから集中的に狙われてしまう場面があります。
しかし、彼はあきらめません。「自分の弱さから目を背けるな、自覚しろ、自分が弱いことを。大事なのは、だからどうするか。じゃあどうするかだ」と、自分を鼓舞します。