【Z世代は何を想う】急成長企業「ワークマン」に見る働き方と生き方とは?
【現在の業務内容】入社半年で3店舗を経験
― 現在の業務内容を教えてください。
勢登さん:#ワークマン女子南柏店で店長として勤務しています。品出しやマネキンのコーディネート、売り場の整理(商品のたたみ直しなど)、清掃、レジ打ち、バックルームの整理などが主な業務です。
#ワークマン女子南柏店に赴任する前は、函館と愛知でそれぞれ直営店に勤務していました。地域ごとに人気の商品の傾向が異なり、店舗を異動する度に学びがあります。
【入社早々やっちゃいました】仕事での失敗は?
― 入社して早々やってしまった失敗談があったら教えてください。
勢登さん:不良品の対応でクレームをいただいたことがあります。あるお客さまが、空調ウェア(付属のファンで内側に外気を送る服)が故障してしまったということで、交換をご希望で来店されました。
お客さまのお話をうかがって、不良品ではなく使っているうちに故障したと判断し、一週間ほど時間をいただいて修理をするために商品をお預かりしたのですが、その日の夜に同じお客さまから電話をいただいて。「あの対応はやっぱりおかしい」とのことで、お叱りを受けました。もう一度よくお話を伺ったところ、故障したのではなく、不良品だったことがわかり、そこでようやく商品を交換させていただきました。
不良品ではなく故障だと思い込んでしまい、お客さまのお話をきちんと聞けていなかった、と反省する出来事でした。お客さまが思っていらっしゃることと、自分が思っていることに齟齬が生じていないか、慎重にすり合わせをすることが大切だと学びました。
【入社早々やっちゃいました】うまくいった仕事は?
― 反対に、これはうまくいったな……!と感じる経験はありますか?
勢登さん:あるとき、「こんな靴がほしい」というメモを持ったご高齢のお客さまが来店なさったんです。その日は人員も多かったので、一時間半くらいかけて、お客さまに合う靴をご提案させていただきました。
ご購入の際もお礼を言ってくださったのですが、後日「あの時はありがとう」と再度お礼の言葉を伝えにきてくださいました。お客さまに寄り添う接客ができたのかなと感じ、うれしかったですね。
【社会人を始めてみて】入社半年の感想
― 勢登さんはいま、入社して半年ほどですよね。ライフスタイルのなかに「働くこと」はどのようなポジションにありますか?
勢登さん:心身のバランスをとるために、仕事と趣味など、生活の軸を複数持っておくことが大切なことだと感じています。趣味など、仕事以外でも誰かに認めてもらえる場所があるといいのかなと。ワークマンはきちんと仕事をしていれば、こうしたスタンスを受け入れてくれるのでありがたいですね。
もし趣味がなくても、「今日帰ったら、ちょっと高い入浴剤を使おう」というような感じで、仕事以外の小さな楽しみを作るといいと思います。生活が仕事だけにならないほうが、働きやすいと思うんです。あとは、休日に何をするか具体的に決めておくと、休日を有意義に過ごせますし、仕事もより頑張れます!