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夜の会社には真実が…入社前に「ブラック企業を見抜く」ノウハウ10選

学び

事前に提出書類をちゃんと読んでない

 他にも、面接官が事前に提出書類などをしっかり見ていない場合も、危険度が上がります。本気で採用活動に力を入れている会社であれば、面接前に求職者の書類に隅から隅まで目を通してから臨むのが当たり前です。

 特に最終面接など、役職が上の人が出てきた時にそれを感じた場合は「トップが採用を蔑ろにしている会社」と判断しても良いでしょう。そういった会社には当然人が定着しないため、将来的に業績が悪化していく可能性も高いです。

 面接に緊張や不安はつきものなので、周りをじっくり観察する余裕もなくなりがちですが、会社には多くの情報が転がっています。意識して見てみると、あなたが知りたい情報をゲットできるはずです。

6.圧迫面接か否かをチェック

面接

 6つ目のブラック企業を見抜く方法は「圧迫面接か否かをチェックする」です。求職者が慌てるような質問、聞き方、態度を取り、意図的に必要以上のプレッシャーを与える面接を圧迫面接と言います。このスタイルで面接してくる会社はブラック企業である可能性が高いです。

 そもそも、なぜ圧迫面接が行われるのでしょうか? 実際に圧迫面接を行っていた複数社によれば「大変なことがあってもくじけずに頑張れるか」「ストレス耐性があるか」を判断したかった、とのことでした。

 確かにストレス耐性の有無は働く上では重要かもしれません。しかしわざわざ圧迫面接をしなくても、ストレス耐性をチェックする方法はいくらでもあります。例えば過去の経歴に対して「なぜこうしたのか」「どうしてやろうと思ったのか」などを掘り下げて質問していけば、その人のストレス耐性は十分判断できます。

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