新しい年、転職活動を始める前に「キャリアの棚卸し」をするべき4つの理由
ステップ1:頑張った仕事・実績を書き出す
まずは思いつくままに、今までの業務内容をざっくりと書き出してみましょう。そして次にそれぞれの場面でどのような成果を出したのか、どのように工夫して業務に取り組んだのかを書き出しましょう。このときに、売り上げ順位など数字で語れる定量的な実績と、評価や感謝の言葉など数字では語れない定性的な実績の両方を書き出してみましょう。
【定量的な実績の例】
〇〇賞・◯位・◯%UPなど
【定性的な実績の例】
顧客にありがとうと言ってもらえた・社内で評価された(社長賞を獲得した・ナレッジシェアツールを導入し、業務効率化に貢献したなど)
具体的な数字や事実を書くと、転職活動の際に採用担当も納得のいく内容となります。業務が数字で表せない場合は「お客さまから感謝の手紙をいただいた」「社内で評価された」などだけでもよいです。意識すべきポイントとして、達成感ややりがいを感じ、自分が積極的に取り組めたことを書くのがよいでしょう。
そして、工夫したことや意識したことについてですが、大袈裟なことが思い浮かばなくても、例えば「お客さまのニーズを聞くことを徹底した」も立派な工夫したことのひとつです。
ステップ2:成果を出すまでの具体的な行動を書き出す
特に大きな成果につながった業務を取り上げ、成果を出すために行った行動をできるだけ細かく分解し、フェーズごとに書き出してみましょう。
まずはその行動を取った理由を書きます。その業務に取り組むにあたり、自分がどのような問題意識を持っていたのか、そのことを解決したいと思った動機は何かといったことです。その後、それに向けて何をしたのかというプロセスをできるだけ細かく具体的に書いていきましょう。