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東京は高ストレスで、地方は低ストレスは真実か?地方で働くことのリアル

学び

テレワークの普及やDXといった追い風も

 ただし、この点でテレワークの普及やDXは追い風です。DXにより、東京に集中する高収益ビジネスモデルを地方でも実現できれば、地方のメリットは大いにあります

 というのも、先進的な高収益ビジネスを東京で始めても、競合他社がたくさんあり、よほど突出していなければ目立つのは至難の業。埋もれてしまうリスクがあります。一方、地方で新しいことを始めると話題になりやすく、やり方次第では埋もれません。

地方の方が通勤コストがかからないのか?

通勤

 次に、「通勤コスト」について。私が都内でサラリーマンをしていた頃、常にもやもやしていたのが、東京の「移動手段のダイバーシティの乏しさ」です

 私は混雑した交通機関がとても苦手で、当時は「当駅始発列車の利用」「ホームライナー利用」「路線バス利用」「自転車通勤」「自動車通勤」、そして「テレワーク」などを組み合わせながら、なんとか満員電車を避けていました。それでも、不可抗力的に混雑に巻き込まれることもあり、非常にストレスでした

 一方、地方ですが、私が活動拠点とする浜松市は朝夕、大渋滞が起こっています。製造業中心の横並び主義の弊害で、出勤・退勤時間が大体同じで、テレワークも東京ほど浸透していません。私は浜松市への移住を相談されると、いつも「テレワーク可能な会社か、職住接近にした方がいい」とアドバイスしています。

 さすがに東京の満員電車ほどのストレスはありませんが、地方は地方で通勤コストは存在しています

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