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若者が逃げ出す「危ない会社」6つの特徴。頭が空っぽなダメ上司の口ぐせは

学び

頭が空っぽな上司の口ぐせは…

危ない会社

 ということは、その逆が危ない会社ということか? 労働問題に精通する弁護士の嵩原安三郎氏@yasusaburot)はこう指摘する。

『言うことを聞け』『礼儀をわきまえろ』『お前の考えることじゃない』など、上下関係に依存したコミュニケーションしか取れない上司は、残念ながら頭が空っぽ。答えを持ってないので部下に質問されると怒るし、見下されたくないから礼儀を求める。

 本当に尊敬できる人物なら、部下も自発的に礼を尽くします。『常識』を連呼する上司も、『説明する言葉がない』『自分の都合を押し通したい』など裏の意図があるので、見透かされるし、部下の成長に繋がりません」

成長意欲の低いポンコツ部下だらけ

「この会社にいて成長できるか?」を見ている若手にとって、「俺を尊敬しろ!」と振る舞う上司は、情けない姿にしか映らない

「だから、優秀な若手は集まらず、成長意欲の低いポンコツ部下だらけになって、ヤバさが増していきます。自分たちがイケてないからイケてない人材しか集まらないのに、『最近の若いヤツは』と傷をなめ合い始めたら、いよいよ末期です」(石川氏)

 上司も部下も会社員。同じ船に乗るクルーに過ぎない。

<危ない会社の【上司部下】の特徴>
1. 尊敬されないから尊敬を強要
2. 仕事仲間でなく上下にこだわる
3. ダメ上司にしてダメ部下あり

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