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就活で面接官が見ている最重要ポイントは?明日から面接に使える8つのテク

学び

包み隠さず話してしまうメリットは?

面接

 自分が挫折したりつまずいた経験は、できることなら胸にしまっておきたい人がほとんどだと思います。ですが過去の失敗を変に隠そうとすると、受け答えが不自然になったり、話に統合性がなくなったり、最悪の場合「信用性が低い」と判断されてしまう恐れがあります。

 そうならないためにも、失敗経験は隠さず伝えましょう。変に隠したり良く見せようとするより、ずっと印象が良くなります。加えて「この失敗を今後どう活かしていくのか」まで話せれば「過去の失敗をプラスに変えられる人」として、面接官からの評価は上がります

 ちなみにここで1つお伝えしておくと「失敗すること」そのものは、恥ずかしいことでもなんでもありません。生きていれば誰だって失敗します。むしろ失敗せずに成長し続ける人なんていません。大切なのは失敗を悔やんで立ち止まるのではなく、同じ失敗を繰り返さないよう未来に向かって行動することです。

 面接官に「入社後も長く活躍してくれるはずだ」と思ってもらえるよう、「過去の失敗を隠さない」「過去の失敗を無理にカッコつけて話さない」、この2つを意識しながら、素直に話すことを心がけましょう。

テクニック3:ブラック企業は圧迫面接で見抜く

 入社を考えている企業がブラック企業か否かを見抜きたいなら、面接に注目しましょう。面接官の態度が高圧的だったり、必要以上に詰めてくるような、いわゆる「圧迫面接」を行う会社はブラック企業である可能性が高いです。

 このような企業は、だいたいの場合、「ストレス耐性を見るために圧迫面接を行う」と言います。しかし、ストレス耐性を測る方法として圧迫面接は本当に正しいのでしょうか? 例えば戦時中のように、打つか打たれるかの場面であればストレス耐性は必要ですが、今は現代です。当然そんな状況に陥ることはほぼありません。

 むしろさまざまな研究からも、人が一番パフォーマンスを発揮するのは「心理的に安心しているとき」という結果が出ています。これは採用や教育領域にいる人たちの間では常識です。

 ストレス耐性を知りたいのであれば、圧迫面接なんてしなくても過去の経験を掘り下げて質問すれば判断できます。にもかかわらず、わざと相手を不快にさせるやり方しか取れないということは、入社後、さらにひどいことをされる可能性が高いです。そのため、そんな会社は受かったとしても入社しないほうが懸命です。

 圧迫面接をされると嫌な気持ちになると思いますが「入社前にヤバイ会社ってわかってラッキー」くらいの気持ちでやり過ごしましょう。

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