仕事で「めんどくさい状況」によく追い込まれる人に伝えたいこと
大学生と社会人の大きな違い
ぼくの中で、大学生活と社会人生活は大きな対比になっています。
お金を払う側であり、めんどくさいことから逃げ続けても許されていた大学生時代と、お金をいただく側であり、とにかくめんどくさいことが次から次へと投げつけられ続ける社会人時代。
短期的にどちらのほうが「ラク」かというと、それはもちろん大学生活です。しかし、実は、ぼくはめんどくさいことのオンパレードだった社会人生活に感謝しています。心からラッキーでした。
「めんどくさいことをやり切る」は重要なスキル
なぜそう思うのか。この「めんどくさいことをちゃんとやる」というのは、目に見えないけれども非常に重要なスキルだからです。
めんどくさいことを若いうちにやり続けて来た人と、めんどくさいことをやらなくてもOKだった人を比べると、明らかに前者の人のほうが幸せな生活を送れている割合が大きいです。
前者の人は、めんどくさいことでもしっかりやり切ることを当然と捉えています。今まで取り組んだことがなくても周りに聞いたり、本を読んだり、トライアンドエラーを繰り返すなどしてなんとかやり切ります。
「めんどくさいこと=難易度が高いこと=やり切ると価値が高いこと」でもあるため、お客さんや上司からの評価が上がるのです。
その結果、またレベルが上がっためんどくさいことが投げつけられるかもしれませんが、またきっちりとこなし、さらなるチャンスを手に入れることができるでしょう。