仕事で「めんどくさい状況」によく追い込まれる人に伝えたいこと
こんにちは、Shinです。元戦略コンサルタントで、現在は某外資系企業で業務改善や戦略策定などに取り組んでいます。今日のテーマは「“めんどくさい状況”によく追い込まれるあなたは実はとても運が良い」です。
いきなり何を言ってるんだ? 頭おかしいんじゃないのか? と思われている気がしますが、ぼくは本気で思ってます。
社会人は“めんどくさいこと”ばかり
今振り返ると、社会人になってからというもの、めんどくさいことのオンパレードでした。誰でもできるような経費精算から始まり、先輩たちが話していることがまったくわからないのに資料作成を無茶ぶりされたり、英語なんて全然できないのにいきなり海外プロジェクトに入れられたり……。
そのプロジェクトの最初の会議で多人数の英語会議にいきなり出席し、背景も英語もわからないのに「議事録よろしく」と言われ、許可を取って録音したうえでホテルに戻って朝までかかって書き起こしたりしました。
もちろん、「これ、議事録というよりただの書き起こしだね」と先輩からフィードバックを受け、その“書き起こし”は真っ赤になって返ってきました。
いや、本当にめんどくさいことばっかりでした。
のうのうと過ごしていた大学時代
逆に、ぼくは大学生のときは、めんどくさいことはほとんどありませんでした。というより、めんどくさいことから徹底的に逃げ続けていましたし、それが許される環境でもありました。
大学は日本の最高学府なのですから、それはそれでどうなの、とは思いますが……。授業がめんどくさかったら、さぼってもいいし、全然出席しなかった授業のテストは受けずに単位を落としてもいいし、という状況でした。
もちろん、単位を落とし続けて留年でもしたら、さらにめんどくさいことになるので、最低限の勉強はしましたが……。めんどくさいことから逃げて、自分の限界を知ることもなく、のうのうと大学生活を過ごしていました。