1年半で92万フォロワーに。元会社員3人組が「人気TikToker」になれた秘訣
バズった動画の共通点は「頷ける要素」か
英語を話せないからこその勘違いや疑問点が、アイデアの源泉にもなっているようです。では、反応の良い動画の共通点とは?
「バズった動画を見比べても、想定とは違う理由でバズっていることはよくあります。これ絶対バズるなと思って投稿したらバズらなかったり、逆に自信のない動画に反響があったり。ぼんやりと感じる共通点としては、『確かに日本人はこうだよね』と頷ける要素が入っていることでしょうか」(かけさん)
こうしてトライ&エラーを繰り返しながら、活動をマルチに広げていったKevin’s English Room。オンライン英会話や音楽活動、ついには書籍の出版も果たしましたが、これに関しては3人とも「まったく予想していなかった」と笑います。
現状にそれぞれ違った魅力を感じている
想像以上に活動が大きくなった今、インフルエンサーという働き方にはそれぞれ違った魅力を感じているようです。
「注目度があるのは大きいです。すでに見てくださる方がいるおかげで、マーケティングなどの費用もかからず、自分たちのやりたいことに挑戦できる。やりたいことをできる働き方を追いかけてきたので、ようやくそれが形になってきたと思います」(ケビンさん)
「僕は企画や動画編集を担当することが多いんですが、“直接手に届く感覚”はありますね。自分の作ったものがダイレクトに投稿されて、それに対するダイレクトな反応を受け取れる。個人的には仕事でアウトプットしたものが身近な感じがして、今の働き方が好きです」(かけさん)
「僕はシンプルに、たくさんの方が応援してくださるのは嬉しいなと思います。今は発信が自由にできる時代。TikTokは特にそうですが、最初は有名じゃなくても面白かったらみんなに見てもらえるのは、すごく魅力的だと思います」(やまさん)