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生きづらい「繊細さん」は脳の慢性炎症のせいかも。食生活でも改善できる

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HSP当事者の集う交流会が開催中

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参加費は1200円。会場の公共施設に集まった参加者は6人。今回は女性だけだったが、男性が多い日もあるそう

 HSPの注目が高まるにつれ、各地で当事者の交流会も開催されている。今回、記者が参加したのは神奈川県で開催された「HSPカフェメリッサ」。自身もHSPの気質をもつ秋池葉子さんが「ほかの当事者がどう生きているか知りたかった」と主宰し、月4~5回催されている。

「他人が怒られていると、自分が怒らているように同調してしまう」「子供がHSP気質で不登校気味」

 次々と当事者が明かす苦悩を誰も遮らず、「わかるわかる」と共感を示しながらじっくり聞き入るシーンが印象的だ。議論が起こるような場面はない。

「安心できる居場所で、他者に理解されながら自己理解を深めていくことが、HSP当事者にとって重要なのです」(秋池さん)

 最近ではオンライン交流会や相談会も開催。生きづらさを共有することも、心を軽くする方法のひとつなのかもしれない。

【長沼睦雄】
HSP臨床医・十勝むつみのクリニック院長。開業以来、HSP、神経発達症、発達性トラウマ、アダルトチルドレンなどの治療に専念している。『敏感すぎる心がスーッとラクになる本』などHSP関連の著書多数

<取材・文/週刊SPA!編集部>

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