仕事で「優秀な人」になりたいあなたが、今すぐ矢面に立つべき理由
こんにちは、Shinです。
僕はコンサルティングファームで働いています。コンサルティングファームは、厳しい側面もありますが、メリットもたくさんあるなーと感じています。
そんなコンサルティングファームのいいところのひとつに「優秀な上司が多い」ということが挙げられます。
30代そこそこなのにもかかわらず、歳がはるかに上の経営者に対して硬軟織り交ぜたコミュニケーションを取ったり、びっくりするほどの短時間で素晴らしくまとまった資料を作ったりしている姿を見ていると、スゴいなーと素直に感じます。
そういう優秀な上司たちは、どのようにその「優秀さ」を育てたのでしょうか。また、若手のうちからそのような「優秀さ」を身に着けるにはどうすればいいのでしょうか。
優秀な人は「矢面に立つ回数」が圧倒的に多い
コンサルティングファームに入った直後は、データの分析や資料の作成がメインの仕事となります。
プレゼンやディスカッションの場に連れて行かれて発言したり議事録を取ったりする場面ももちろんたくさんありますが、メインとなるのは経験豊富な先輩やマネージャたち。1、2年目のうちから会議運営やプレゼンテーション、営業活動の責任を負うことはあまりないでしょう。
なので、「先輩たちがいる」という安心感、悪く言えば甘えがある若手社員はちらほら見られます。
そのような社員と一線を画し、どんどん成長する若手社員は、「矢面に立ち、プレッシャーを自らにかけ続ける」という特徴があります。一人で客先に行ってプレゼンやディスカッションを実施したり、若干ハード目な交渉をお客様と重ねたり……そういう機会を自ら作り出すのです。
「ここで自分がヘンなことを言っても、助けてくれる人はいない」
「自分がやらなければ、このプロジェクトは失敗する」
このようなプレッシャーの中で戦い続け、自分を鍛えなければならない。だからこそ、会議に入る前にクライアントが考えているであろうことを想像したり、どんな質問が来ても答えられるように想定問答集を作ったり、そもそものプレゼン資料のクオリティをあげたり……ということを徹底するようになっていくのです。