bizSPA!

一杯のコーヒーが筋肉に良い?筋肉痛の予防にも効果あり

暮らし

オススメはノンシュガー

 実際にコーヒーを飲む時にオススメは砂糖の入っていない、ノンシュガーです。多量の糖分を摂取した際に血糖値が急上昇し、それを抑えるためにインスリンが大量に分泌されます。これが結果的に血糖値を急落下させてしまい、低血糖症となる「シュガークラッシュ」という現象を起こします。

 これにより集中力の低下や感覚鈍麻などトレーニングにはよくない状況が作り出されてしまうため、トレーニング前などに必要以上の糖分を摂取することはお勧めできません。

 なるべくコーヒーを飲むことの良さを打ち消さないためにも糖分の入っていない無糖、ノンシュガーのコーヒーを選びたいところです。

コーヒーが苦手ならサプリメントも

カフェイン

2019年12月から販売されている吸引式カフェイン器具「ston(ストン)」(販売:BREATHER株式会社)

 カフェインを摂取して日頃のトレーニングでも抜群のパフォーマンスを! と意気込んでもコーヒーの味が苦手な方、砂糖を抜いてしまうと飲めないという方にはサプリメントでの摂取がおすすめです。

 カフェインの摂取はコーヒーに限定しているわけではなく、あくまでコーヒーが手軽に手に入るということ。

 国内外の有名サプリメント会社から錠剤や顆粒などさまざまなタイプが販売されていますし、最近では吸引系のカフェインもあるようです。コーヒーが苦手でもコーヒー飲用同様の効果を得るため、カフェイン摂取にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

 今までは「大人の嗜み」として存在していたコーヒー。これからは科学的に証明されたトレーニングドリンクとして存在感を発揮していくかもしれません。

<TEXT/柔道整復師・パーソナルトレーナー ヒラガコージ>

【参考文献】
※1…「カフェインと筋肉痛」HPCスタッフコラム(2019.10.03)

柔道整復師/パーソナルトレーナー。スポーツクラブでインストラクターとして指導をし、現在は医療国家資格である柔道整復師の知識を生かした身体機能の改善からダイエットまで幅広いクライアントを担当するフリーランスのパーソナルトレーナーとして活動中。公式「Amebaブログ」更新中

12

おすすめ記事