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夏の洗濯、生乾き臭を防ぐには?家事芸人が教える「部屋干しのテクニック」

暮らし

家事えもん氏は15年くらい“部屋干し派”

部屋干し

――洗濯物の干し方にアドバイスがあれば教えてください。

松橋:僕は15年くらいずっと部屋干しなんですよ。しかも、デメリットを感じるところがない。雨の日でも干せるし、朝干して夜中に帰ってきたとしても湿気たりもすることもない。日光でTシャツが変色することもないし、外に長く放置して臭いがつくこともありません。

 部屋干しでどう乾かすかというと、サーキュレーターか扇風機を使用します。扇風機を洗濯物に当てると、なにもしていない状態の5倍ぐらい早く乾きます。厚手のチノパンとか、ジーンズとかなら、パンツの足のほうを上に吊るして、お腹のほうから風を送れば2〜3時間ではける状態になる。内側から風がくるので、ポケットの部分もしっかり乾きます。冷房や暖房をつける時期は、扇風機を使用すれば室内温度も快適になるし、本当に悪いところがないんです。

部屋干しで効率的に乾かすには

――部屋干しこそ生乾きのイメージがあったのですごく意外でした。干し方のコツはありますか?

松橋:扇風機の手前にTシャツとかズボンを縦に置いて、少し間隔をあけて奥に下着とかジャージ素材のものとかを横に置く。そうすると、風が通り抜けて奥で受ける感じになるから効率的に乾きます。

 部屋干しだと、突っ張り棒やロープが目立って嫌という方もいますよね。そんな方には「アイリスオーヤマ」の“窓枠物干し”をおススメします。窓枠の中に突っ張って固定できる物干し竿で、値段は3000円ぐらい。カーテンの中に隠れるので、普段はまったく見えません。

――それは画期的ですね! そのほか、オススメのアイテムやポイントがあれば教えてください。

松橋:扇風機って真上に向くっていうのが、めちゃめちゃ重要なんです。ジーンズとか、ダウンジャケットとかは、下から風を入れることで乾きやすくなります。サーキュレーターは斜め下に向くかどうか。雨の日に濡れた靴を乾かすのに便利なんです。どちらも、3000~5000円くらいで手に入ります。値段じゃなく機種によるので、お店でしっかり可動域を確かめてから購入してください。

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