借金560万円のシングルマザーが見た「人気インフルエンサーの闇」
儲かってる雰囲気を必死で演出してるだけ
「私は2019年10月に1か月だけ参加しました。私はコンサルと顧客を理解し課題を見つけそれを解決するための助言やサポートを行い、時にはペースメーカーとなる、ということをしゅうへいさんにも期待してしまいました。自分がいるIT業界でコンサルタントを自称する方々はそのような価値を顧客に提供できるからです」
マンツーマンと聞けば、普通はトレーナー側からアシストが入り、受講生がやる気を継続できるようこまめにチェックくれると思うもの。ましてや彼女は多忙な会社員。また、コンサルティング期間中、参加費の3万円以外にもPolca(クラウドファンディング)やnote(デジタルプラットフォーム)の購入をお願いされ、合計3万8000円を支援した。
「私はしゅうへいさんのような生き方に憧れ、それを勉強したかった。実際にサロンに入ってわかったことはサロンメンバーは、お互いのnoteを購入し、アフィリエイトなどを紹介し、ツイッターをRTして、いいね!することで相互にフォロワーが増え、成長しているとこと、儲かってそうな雰囲気を演出していること。
『脱社畜サロン』時代からの取り巻きたちが煽って、インフルエンサーという存在を戦略的に作り上げているということでした」
「インフルエンサーの役に立つ」は義務
実際、彼女はオンラインサロンのメンバーがツイートやnoteを必死で拡散したり、お互いにnoteを購入しあっている場面を、何度も目撃している。
「しゅうへいさんからは、『サロンメンバーは、インフルエンサーの役に立つ必要があるし、インフルエンサーがツイートしたらRT(リツイート)して、イベントを実施したら参加して能動的に動かないとダメだ』と指示されました」