転職の成功率をグッと上げる「転職エージェントの使い方」をプロが伝授
転職エージェントのメリット
<メリット>
① 企業の内部事情をより深く知れる
企業の内部事情や社内の雰囲気など、ネット上には載っていない様々な情報をエージェントは持っています。
これができるのは、企業1社1社に「RA」(リクルーティング・アドバイザー)と呼ばれる企業担当が付いているから。このRAが企業と採用について綿密にミーティングを行った上で求人をご紹介するので、「ハローワーク」や「求人サイト」では知り得ない“オフレコな情報”なども知ることができます。
② CAを直接指名できる
これは全てのエージェントで適用されるとは限りませんが、エージェントによっては直接指名が可能です。また、注目してもらいたいのがTwitter。個人のアカウントを開設している現役のCAが多数います(実際私もしています)。
「相談したい!」と思えるような人や、自分のキャリアと親和性が高そうな人を見つけたら、メッセージを送ってみるのも手です。転職に役立つアドバイスをくれたり、お願いすれば面談をセッティングしてくれることもあります。
③ 必要書類の準備とスケジュール調整を行ってくれる
履歴書の添削や選考日程の管理、企業との連絡など、事務的な作業はすべてエージェントの仕事です。就職活動の管理全般を任せることができるので、面接以外の工数を削減できます。
④ 待遇条件の交渉ができる
転職するにあたり、多くの方が気になるのが「年収」や「条件面」だと思います。「自分の中で譲れない点がある方」や「年収アップの交渉がしたい方」は、担当のCAに相談してみてください。自分では言いにくいことでも、エージェントが間に入ることで叶えられるかもしれません。
転職エージェントのデメリット
<デメリット>
① 首都圏/大都市圏に多い
人口の少ない地域ではそもそも「転職エージェントがない……」というケースも少なくありません。地方から県外に出て就職する予定があるなら、引っ越し先の地域にエージェントがあるか確認しておくのもおすすめです。
しかし現在は、WEBを通して全国の求職者をサポートするエージェントも増えました。
手前味噌ですが私の勤め先である就職・転職エージェント「UZUZ」では、都市部に住む方に加えて地方在住の方へのサポートも行っています。Skypeなどを使い面談しているのですが、エージェントが近くになくてもキャリア相談できるとのことで、好評をいただいております。
ただ、エージェントによってはWEBでもサポートできない地域もあるので、自分の住んでいる地域がサポートエリアに含まれているか、登録時に確認してみるといいでしょう。
② 担当CAとの相性
キャリア面談の内容は、担当するCAによって大きく変わります。属人的な職業の為、CA一人ひとりが行う“アドバイス”が違うのです。また、いくつかのエージェントに登録するとわかるのですが、会社によってカラーが全く異なるので「A社とB社でまるっきり意見が逆」なんてこともあります。
エージェントによっては担当CAをチェンジすることもできるので、合わないと感じたら遠慮なく聞いてみてください。