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自律神経を乱す「SNS依存」が病気の原因に。やめるには?

ストレスの9割は人間関係

 実際、ストレスの9割は、人間関係に起因すると私は考えています。

 例えば、飲み会などで、人の悪口を聞いてしまったらどう思いますか? またあなた自身が、人の悪口を言ってしまった後、どんな気持ちになりますか? 人から聞いてしまった悪口も、つい鬱憤晴らしで口にしてしまった悪口も、その後、嫌な気分に襲われるはずです。このとき人は、自律神経が乱れてしまっているのです。

 私はある時期から、他人の評価を人前で口に出さないことに決めました。たとえ褒めるにしても、それは当人の前で言えばいいことです。もし第三者の話題になったら、「よく知らないんです」と言うようにしています。もしその人のことを良く思っていない場合は、話題に乗ってしまうと、どうしても最後は悪口になってしまう。無理に褒めようとすれば、それはストレスになります。「知らない」「わからない」と言うと決めておくと、その話題に入らずに済みます。

焦りや妬みが自律神経の乱れに

悩む

 SNSから「繋がり過ぎた結果、見たいと思わない情報まで入ってくる」のも考えものです。例えばSNSには、リア充をアピールする投稿が多く見られますが、投稿している人間はこのことで自己顕示欲を満たしているのでしょう。しかしそれを見た人間は、自分と比較してしまい、妙に焦ってしまったり、「自分は充実していないんじゃないかと落ち込んだり、あるいは妬んでしまったり……」と気分が乱れてしまうことが多いのではないでしょうか。

 やはりこのときも、あなたの自律神経は乱れてしまっているのです。SNSは、こうした対人関係のストレスに常に晒されている状態だと言えます。Twitterが疲れる理由の第1位は「攻撃的な言葉や誹謗中傷が目に入る」からだそうですが、これなどまさに、心ない言葉に自分の自律神経が乱されているのです。周りの反応やリツイートを期待し、結果が思わしくなければ、それもまた、自律神経に悪影響を与えます。

 他人の反応や動向が気になるあまり、自分の自律神経を乱し、心身のコンディションを崩しているようなら、SNSとの距離感や、関わっている時間を考え直す必要があります。

 何より、SNSに拘束されている時間がもったいないと思いませんか? SNS疲れを感じている人はもちろん、そうでないと思っている人も、知らず知らずのうちに、自分のペースを乱されていることが多いのです。タイムマネジメントの観点からも、つきあい方が難しいメディアと言えるでしょう。

不摂生でも病気にならない人の習慣

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自律神経の名医が、働き盛りのビジネスパーソンから寄せられた32の不摂生な相談に対する「医学的に正しいリカバリー法」を、自身の経験も交えながら解説

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