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グラドルが中古タワマンを買ってわかったこと<倉持由香×のらえもん>

暮らし

新築ではなく、あえて中古を選んだ理由

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――タワマンの中古の2LDKを買われたとのことですが、新築にしなかった理由は?

倉持:そこも迷ったんですけど、タワマンって中古でも全然高いんですよね。それに、場所を考えると中古のほうが好みだったんです。

のら:おっしゃるとおり、中古のほうが立地が良いことが多いです。これはタワマンに限った話ではないのですが、マンションに適した土地から建っていくんですよね。

 だから、あるべき場所にはもうだいぶ建っていて、今の新築マンションは基本的に古い建物がゴチャゴチャっとあるところを再開発して建てるか、企業跡地が多い。すでに建っている中古のほうが、比較的立地がいい場所を選べます。

倉持:そうそう。新築のタワマンってだいたい駅からだいぶ歩いたところとか、謎な場所にあるんですよ。「それ最寄駅って言っちゃう!?」みたいな。

「あらゆる消費は、幸せを増やすため」

――bizSPA!は20代が読者なんですが、家って買ったほうがいいと思います?

倉持:私は買ったほうがいいと思います! 買うことで、「ここはもう私たちの家なんだな」っていう心のゆとりができる。「家賃振り込まなきゃ」とか「賃貸だからポスター貼れないや」とか気にすることなく、壁紙張り替えたりとか、自分でカスタムできるので、愛着が湧くし、楽しみ方も広がります。

【のらえもん対談後記】

 倉持さんの、人生の目標を定めたら一直線に突き進む生き方、憧れますよね。しかも決断力があってだらだらと悩んでいない。こういう方が、欲しい物をさっと手に入れて満足度の高い人生を歩むんだろうなと思いました。

 あらゆる消費は「自分の人生の中で、幸せを増やすため」に行うものです。賃貸でも購入でもいいのですが、私の人生を振り返ると、マンションの購入は幸せポイントのゲット量が多かったと思います。みなさんも、参考にしてみてください。

倉持さん理想のビルについて聞く対談後編はこちら

<取材・文/のらえもん>

湾岸タワマンに住んでいるという設定の湾岸妖精(ブロガー)。「マンション購入を真剣に考えるブログ」を運営。人間界ではいたって普通の都内勤務サラリーマン。著書に『専門家は絶対に教えてくれない! 本当に役立つマンション購入術』(廣済堂出版)など

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