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グラドルが中古タワマンを買ってわかったこと<倉持由香×のらえもん>

暮らし

倉持:はい。万が一、何かあったときに揉め事になるのは嫌なので、折半にしています。でも、何かあっても自分一人で返せるようにはしておこうとは思ってます。

のら:すごい。そんな奥さんがほしい……。

倉持:別れたら今の生活レベルが下がるから別れられない、っていうふうにはなりたくないんですよ。自分の行動が制限されるのが嫌。もちろん絶対に別れないですけど、自分の力で歩いていけるようにしておきたいとは思ってます。

「都心」「駅近」は価格が下がりにくい

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――不安定なお仕事で、35年ローンを組むことは怖くなかったですか?

倉持:額が額なので、恐怖ももちろんありました。それもあり、「最悪売れる、なるべく値下がりしない家にしよう」って。それで、都心で駅近のマンションを探し始めました。

のら:不動産の資産性って、流動性がひとつのポイントなんですよね。株だったら売った次の日から現金化できるけど、不動産はパッと売れるものではないので。でも、都心のタワマンなら、間違った値段で出さなければ、基本的にはすぐ買い手がつくので、流動性はすごく高いんですよね。流動性が高いってことは資産性が高いということ。

倉持:駅近を選んだのも、出かけやすいのもあるけど、そのほうがより売りやすいかなと思って。

のら:購入を決めたのは27歳のときですよね? 27歳とは思えない分析力ですね。日本全体でみると、人口は減少して街がシュリンクしていくって言われている。てことは、残った人は分散するんじゃなくて一箇所に集まりたがるんですよ。日本だと、東京の、それもより中心に集まってくるので、都心駅近は特に価格が下がりにくいんです。倉持さんの判断はすごく賢明だと思います。いったい誰かからアドバイスされたんですか?

倉持:そう言ってもらえて光栄です! いや、これは個人的な勘というか。

のら:きっと、いい不動産おじさんを見極めて、正しい情報を取り入れられていたんでしょう。家探しは旦那さんと2人で?

倉持:夫にも相談したんですけど、夫は「ゲームができて寝られたらなんでもいい」というタイプで「賃貸でもいいんじゃない?」って感じだったので、内見も1人で行くことが多かったです。ただ、場所だけは都心に近いほうがいいっていうリクエストはありました。

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――マンションの内見ってどんな感じなんですか?

倉持:初めて内見に言ったのが「ザ・パークハウス東陽町翠賓閣」のモデルルームだったんですが、そこでプロモーションビデオみたいなものを見せられて、「うわ、めっちゃかっこいいじゃん! 絶対ここにする!」ってテンション上がりまくりました。

 でも、実際に現地まで歩いてみたら、駅からかなり遠くて。これは毎日仕事に行くの、キツいなあって。

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