ドアに鍵をかける「ツマミ」の名前、知ってますか?――意外と知らない「ものの名前」
知っているようで意外と知らない「ものの名前」。普段何気なく目にしているものでも、ずっと誤解して使っていたり、すぐに名前が浮かんでこなかったりした経験、誰でも一度はあるはずです。
どんなものにも名称があり、“なぜそう呼ばれるようになったか”というおもしろい歴史が隠れています。
もし知っていれば、仕事相手との会話のネタになったり、上司に博識ぶりを関心されたりと役に立つこと間違いなし! 今回は家にある身近な“アイツ”の呼び方について――。
Q.「ドアノブに付いたつまみ」の名前は?
玄関やトイレのドアノブの室内側についていて、これを回すことで鍵を使わずに施錠できる「つまみ」。この部分の名前を知っていますか?
A.「サムターン」
伝統的な日本の戸といえば引き戸式。そのため開戸の各部位名は、錠前技術と共に欧米から伝わってきたことから英語のものが多いんです。ちなみに、ドアノブの語源となる英語の「knob」には「小さな丸い塊」という意味があります。
鍵を使わずに施錠・解錠できる「つまみ」を「サムターン」と呼びます。水平・垂直に動かすタイプでおなじみですね。なお、「サム」は英語で親指のことです。
また、ドアノブをドアに固定する台座の部分は日本語で「丸座」、英語で「ローズ」といいます。覚えておいて損はないですよ!
<TEXT/bizSPA!取材班>
引用元:『クイズで覚えるものの名前』(北橋隆史、扶桑社文庫)より