仕事ができる人、できない人は「考え方の差」で生まれる
仕事ができない考え方と、できるようになる考え方
じゃあ、仕事ができない考え方と、できるようになる考え方ってどう違うんでしょう?
これはひとつだけ変えればいいわけではなく、さまざまな側面があります。参考までに、ぼくが仕事ができなかったときの考え方と、徐々にできるようになってきたときの考え方の対比を書いてみますね。
×:周りに自分の力を認めさせてやりたい
〇:どうすれば相手が喜ぶだろう
×:こんなことできるわけない(頭真っ白)
〇:どうすればできるか考えてみよう(問題の分解)
×:何をすればいいんだっけ?(打ち手への飛びつき)
〇:そもそも問題はどこにある?(問題を考える)
×:もうだめだ、何をやってもどうせうまくいかない(ネガティブ、投げやり)
〇:歯ごたえのある仕事だな、いいチャンスと思って取り組もう(ポジティブ、粘り強い)
×:なるべく自分をできる風に見せよう
〇:ダメなところも含めてオープンにしよう
まだある!仕事のできない人の発想
×:怖い、自信がない
〇:自信はないけど、“自信がある風”にしゃべろう
×:正しい答えを探そう
〇:自分自身でストーリーを作ろう
×:完璧になるまで他の人には見せられない
〇:まずサクッと作って早めにアドバイスをもらおう
×:とりあえず調査をしないと何もわからない
〇:手持ちの情報と知恵で、いったん最終イメージを作ろう
×:会社がだめ、上司が嫌い、環境が悪い、過去にこうしてれば……
〇:自分で改善できることは改善し、どうしようもないものはスルー
×:あれもこれもやらないとだめだ、時間がない
〇:特に重要なものは何だろう? まずはそれに集中しよう
こんなところでしょうか。
「仕事ができるようになる考え方」にはさまざまなものがあるので、すべてを一気に取り入れるのは難しいかもしれません。1つずつでもいいので、少しずつ自分の考え方をチューニングしていきましょう。
チューニングが進むにつれて、行動が変わり、出てくる結果も変わり、さらに考え方のチューニングが加速するいいサイクルに入れるようになりますよ。
<TEXT/Shin>