仕事ができる人、できない人は「考え方の差」で生まれる
こんにちは、戦略コンサルタントのShinです。今日のテーマは「仕事ができない考え方と、できるようになる考え方の違い」です。
仕事の評価は、最終的にお客さんにどんな価値を提供できたかで決まります。そのため、みんな一生懸命にいろんなスキルをつけようと頑張っています。でも、残した結果もつけたスキルも、あくまでそれを為すためにやってきた行動の結果でしかありません。
考え方→行動→結果、というシンプルな方程式
高難度なM&Aを成功させるのも、ユニコーン企業を設立するのも、社内でどんどん昇進するのも、英語を実務で使えるレベルにまで鍛えるのも、すべては何かしらの行動の結果なのです。
行動→結果、という順序です。シンプルですね。もうひとつ掘り下げてみましょう。
行動はどこから生まれるのでしょうか? これもシンプルで、すべてはぼくたちの頭の中から生まれます。「考え方」「ものの見方」「マインドセット」などなどいろんな表し方がありますが、今回は「考え方」を採用します。
どんな行動にも、背景にはその人のものの考え方があります。同じ情報を与えられたり、同じ環境にいるときでも、考え方次第で行動はまったく変わりますし、結果も全然違ってきます。まとめると、考え方→行動→結果、という順序なのです。
「仕事がうまくいかない」の正体
「仕事がうまくいかない」というのは、あくまでも結果です。仕事をうまくいかなくするような行動を取ってしまっているから、それに応じた結果が出てきてしまうのです。
「そんなこといっても、どうやってもうまくいかないような環境にいる場合もあるじゃないか!」という声もあると思いますが、極論すればそういう環境づくりも含めて行動である、とも言えます。
(仕事をうまくいかなくする)行動→(仕事がうまくいかないという)結果
という順序になっているわけですね。では、なんで仕事をうまくいかなくする行動を取ってしまっているのでしょうか? これも簡単ですね。仕事をうまくいかなくするような考え方が染みついてしまっているからです。
(仕事をうまくいかなくする)考え方→(仕事をうまくいかなくする)行動→(仕事がうまくいかないという)結果
これが「仕事ができない」の正体です。なので、仕事がうまくいっている人の行動部分だけ見て、それを真似ようとしても、効果があまり出ないことがほとんどです。
行動を真似るのを悪いとは言いませんが、最優先で真似るべきは考え方なのです。仕事ができない考え方から、仕事ができる考え方にシフトする。これができたら、行動も自然と変わり、結果も出るようになっていくのです。