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仕事がツラいのは「自分のために働く」と考えているから

学び

「お客さんのため」が自分のためになる例

アウトドア

 仕事の目的を「お客さんのため」と設定すると、なぜ自分のためになるのでしょうか? 下記が具体的な例です。

・「このアクションはお客さんのためになるか?」という軸を持つことで、自分の中での意思決定が迅速になり、同僚とのコミュニケーションもスムーズになる

・「お客さんのためになろう」という気持ちがにじみ出ることにより、感謝されるケースが増え、精神的にヘルシーな状態をキープできる

・目先の金や出世に惑わされることがなくなり、キャリアを長期的に考えられる

 自分のために仕事をしていたときは、これとは真逆の状況でした。お客さんへの提案が複数考えられる場合に、どれがもっともよいものか決められませんし、お客さんから感謝の言葉をいただくこともほとんどない。キャリアプランについても考えられないという状況で、毎日がつらかったです。そこから抜け出すためにも「お客様のために」という考え方は非常に有効でした。

 この連載では過去に「お客さんの気持ちを理解するのは難しい!」という人に向けた記事も書いています。かつてのぼくのように苦しんでいる人は、ぜひ「お客様のために」を意識して仕事をしてみてくださいね。

<TEXT/Shin>

某外資系コンサルティングファームで戦略コンサルタントとして勤務したのち、現在は某外資系企業で業務改善や戦略策定等の業務に従事。ビジネス書作家。ブログ「Outward Matrix」、オンラインコミュニティ「Players」を運営。無料メールマガジンも好評配信中

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