仕事がツラいのは「自分のために働く」と考えているから
「お客さんのため」が自分のためになる例
仕事の目的を「お客さんのため」と設定すると、なぜ自分のためになるのでしょうか? 下記が具体的な例です。
・「このアクションはお客さんのためになるか?」という軸を持つことで、自分の中での意思決定が迅速になり、同僚とのコミュニケーションもスムーズになる
・「お客さんのためになろう」という気持ちがにじみ出ることにより、感謝されるケースが増え、精神的にヘルシーな状態をキープできる
・目先の金や出世に惑わされることがなくなり、キャリアを長期的に考えられる
自分のために仕事をしていたときは、これとは真逆の状況でした。お客さんへの提案が複数考えられる場合に、どれがもっともよいものか決められませんし、お客さんから感謝の言葉をいただくこともほとんどない。キャリアプランについても考えられないという状況で、毎日がつらかったです。そこから抜け出すためにも「お客様のために」という考え方は非常に有効でした。
この連載では過去に「お客さんの気持ちを理解するのは難しい!」という人に向けた記事も書いています。かつてのぼくのように苦しんでいる人は、ぜひ「お客様のために」を意識して仕事をしてみてくださいね。
<TEXT/Shin>
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