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「クロスメディア」と「メディアミックス」の違い、説明できる?――いまさら聞けない、ビジネスシーンの「カタカナ語」

コラム

A.ひとつのサービスに対してあらゆる広告媒体を利用する戦略

「cross」は、辞書を引くと、

1.渡る、横切る
2.交差させる、組み合わせる
3.十字架

 とあります(一部抜粋)。一方で「media」は、辞書を引くと、

1.(新聞・テレビなどの)マスメディア

 とあります(一部抜粋)。直訳すると「メディアを組み合わせる」といったところでしょうか。では、ビジネスのシーンではどのように使われるのでしょうか……。

さまざまな媒体を用いて表現すること

ネットメディア

※画像はイメージです

 クロスメディアとは、複数のメディア、つまり広告媒体にわたってアプローチをかけていく販売戦略のことです。例えばテレビCM、新聞、インターネットなどのメディアにそれぞれに適した形での広告を載せるなどといった手法が考えられるでしょう。

「メディアミックス」と似ていますが、メディアミックスが複数のメディアにほぼ同じ広告を載せていくのに対し、クロスメディアではよりそれぞれの媒体に適した形でのアプローチを行います。

 またIT業界ではより広義的に使われ、「文字や音、あるいは手紙や電子文書などの、さまざまな表現媒体(メディア)を用いて表現すること」という意味を指します。たまには日常の中で触れる商品やサービスに目を向け、アイディアを取り入れてみてはどうでしょうか。

<TEXT/bizSPA!取材班 モデル/吉野七宝実(SPA!DOL)>

参考:「コトバンク

bizSPA!フレッシュ編集部の記者(編集者)が、20代のビジネスマン向けに、気になる世の中の本音や実情を徹底した現場取材で伝えます。

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